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内容説明
「裏切られることはあっても、裏切ることはない」。策士、野心家、冷血漢と後世みられることの多かった黒田官兵衛の生涯は、実は上のひと言に尽きる。若くして小大名の君主に仕えて裏切られ、秀吉の天下統一を支えて裏切られ、関ヶ原の戦いで陰働きをするも、家康から疎まれた清廉すぎる知性。戦国に咲いた「誠の花」の生涯。
目次
第1章 小国に生まれて
第2章 信念と困難と
第3章 英雄たちとの日々
第4章 薄氷の上の天下
第5章 最後の賭け
第6章 生き延びた者こそ勝者である
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
4
いよいよ放送も迫ってきた来年の大河ドラマ「黒田官兵衛」。その先取りとして手に取ってみた一冊。官兵衛の生涯をダイジェストにまとめ、小寺家時代や秀吉家臣時代、関ヶ原時期での九州での動きや、晩年の息子・長政への指導などなど、この本読めば官兵衛のことが大枠で頭に入ってくるので事前勉強としてはオススメの一冊。特に近年の研究資料をきちんと取り上げているところには好感が持てます。ただ、官兵衛を「仁愛」と評するのはいかがであろうか、確かに黒田家臣は戦国随一の高い能力と結束力をほこっていたのは疑いないが・・・2013/09/11
倍プレ
1
軍師的立場には憧れる部分もあるので、今後歴史本も読んでいきたい。日本史は小学校の頃大好きでしたね。2015/07/09
ぶちゃお
1
今年の大河の予習を兼ねて。武力ではなく知力で敵を攻略し、また周りを味方につけていく官兵衛の戦い方は目指すべき姿だと思う。2014/01/04
lop
0
可もなく不可もない官兵衛の概要の本。もっと知りたければ他の本がおすすめですが、これはこれで官兵衛の動きがわかるので悪くはない。2016/08/25
khoshijp
0
大河ドラマの予習がてらに読んでみました。(^◇^;)振る舞いということを考えさせられましたね。折角いい働きをしても、振る舞い方一つで妬みをかってしまったり。なかなか興味深く読ませてもらいました。2014/06/13