内容説明
「待ってろ、必ず助けにいくからな！」 アニキは巨大要塞とともに空へと消え、アイシャとキキが囚われの身に！！ 二人を救い出すため、すかさず要塞攻略を決定する英二たち。しかし、「こんな展開を待ってたのおおお！」「楽しんでんじゃねえデコ助ェェェェ」 次々と立ちはだかる帝国軍が英二たちを苦しめ、楓子を喜ばせる。しっちゃかめっちゃかのバトルの果て――ついに、アニキとの決着の時が来たる。最大サイアクの超異能バトル勃発。いま明かされる帝国樹立の大義。反則アイテム・妹ノートを持つアニキに対し、英二達はどう立ち向かうのか？ 比類なき残念さで贈る吉岡家の黒歴史シリーズ堂々の第十弾！！ ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
28
キキの能力で操られてしまったアイシャと共に空中要塞へ消えた天下泰平。その二人を救出するべく動き出す英二達。理子と舞子も再びナーシェ,メープルとなり戦力が上がる中、帝国側もさらなる新型のMSで待ち構えていて…。アニキ編,完結。ちょっとめんどくさい感で不安だったけど、黒歴史らしい最高の最終戦で笑ったw中二楓子と高二泰平の“僕の考えた最強の技”合戦はまさに吉岡家が繰り広げる現在進行形の黒歴史そのものだったねw泰平の本当の目的も英二のためというツンデレブラコンで、確かに血は争えないわ…wそんな笑える最終決戦→2016/02/21
KUWAGATA
10
やっぱり聖剣使いよりこっちの方が面白い。おそらくラノベ界でも屈指なくらいに兄にボコられているキモウトが実にいい。前巻のラストから、割とシリアスな展開を予想したんですが、バトルも思った以上にコミカルで中二病と高二病が炸裂するバカバカしさは、あまりバトルものを受け付けない私でも十分楽しめるものでした。なんか、最大の敵とも言えるアニキを倒して(？)、いかにもこれで完結、みたいな終わり方で少し焦りましたが、まだまだ続くようで一安心。次巻からは、また新展開ということなんでしょうか。2013/06/16
水無月冬弥
9
#ラノベ 兄貴が○○○○なのは気付いていたけど、あそこまでとは。バカだよ、あんた、と思った最終決戦。１部が燃えなら、２部は萌えな最終戦でしたね。いい雰囲気で最終巻だと思ったら、まだ続くの？ …なん……だと2013/06/17
朝夜
8
読了。あれ?今回はｼﾘｱｽﾊﾟｰﾄかと思ってたのに(震え声) ｵﾁが思ってたのよりくだらなすぎて笑えました(誉め言葉です)バカなノリで書きまくった『ぼくのかんがえたさいきょうせってい』がA.N.G.に紙のように破壊されてく様は爽快の一言｡やはり妄想力はｷﾓｳﾄのが一枚上手かw そして見事ﾊｰﾚﾑｴﾝﾄﾞに至った英二達に立ちふさがる魔王出現で次巻へ… あれ?これBAD ENDじゃね?2013/06/16
きゃめる
6
世界の命運を賭けた(？)兄弟ゲンカ終了巻。ぶっちゃけカタルシスは第一部と比べるとイマイチだが、充分すぎるほどにキャラが立っている上に、平常運行のコメディパートのおかげで許せてしまうというw ところでまだ続くんですかこれ・・・ラストのアレはオチじゃなくて次への引きなんですか・・・？2013/06/16
