内容説明
2001年9月11日、崩れ落ちるツインタワーの衝撃的なTV映像を撮ったのは、本書の著者トニィ・ヒラシキ。米三大ネットワークを代表する名カメラマンである。ベトナム戦争報道から30年、レバノン内戦、イラン革命、チェルノブイリ事故、ベルリンの壁崩壊など、大宅賞受賞の前作『キャパになれなかったカメラマン』のその後を、貴重な証言・エピソードとともにたどる、“ファインダーから目撃した現代史”。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sasha
2
ヴェトナム戦争以降、著者がニュースカメラマンとして目撃した出来事を時系列で綴った回想録。前2作もそうだが、この人は他者へ向ける視線が温かく優しいんだよな。ロバート・キャパにはなれなかったかもしれないけれど、世界のニュースを撮り続けたニュースカメラマンに敬意を。2015/05/10
mdsch23
0
ベトナムでのテレビカメラマン、サウンドマンと記者たちを描いた「キャパになれなかったカメラマン」の直接的続編。ベトナム以後の著者の米ABCニュースのテレビカメラマンの半生を語られています。直接現場で戦争や事件からアメリカ大統領選まで見聞きした著者が時に友人達の手紙など引用しつつ当時思われた事を活写していて大変興味深い作品になっています。2013/06/27
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