電撃文庫<br> エスケヱプ・スピヰド 四

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電撃文庫
エスケヱプ・スピヰド 四

  • ISBN:9784048917445

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内容説明

黒塚部隊によって、《蜂》と《蜻蛉》、そして竜胆の体が奪われた。九曜たちは仲間を奪還するため、《鬼虫》四番式・蜈蚣を目覚めさせようとする。しかし理論上は正しいはずの蘇生実験は、失敗を繰り返していた。 そんなある日、叶葉は帝都の町中で行き倒れている少女を助ける。クルスと名乗る少女は、「南が明るくなったら逃げろ」と叶葉に告げるが――? 果たして九曜は自らの半身《蜂》を取り戻すことができるのか。そしてクルスの正体とは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シータ

38
今回も派手な戦闘だったので素晴らしかった。蘇生実験で目覚めない井筒を荒療治で戦場に放り込んじゃう巴さんまじドS!鬼虫奪還するために九曜達が黒塚部隊へ奇襲作戦で敵に情報筒抜けだからあえて、それを逆手にとり剣菱を囮にして九曜と菊丸が敵本陣へ行かせる巴さんまじ有能!叶葉も苦悩してる井筒に真っ直ぐな言葉を投げかけてるところがほんと良かったよ。六番式・庵と七番式・楓が敵側についてて今後の展開が楽しみです。2016/08/18

Yobata

36
星鉄を手に入れた九曜達は鬼虫四番式《蜈蚣》弩将の井筒を目覚めさせようとするも井筒は一向に起きてこなかった。そんな帝都に一人の少女が襲撃してくる。彼女は叶葉が助けた少女であり、伍番式《蛾》奔王の万字と同じ炎を持つ甲虫を操る少女であった…。やられ気味だった黒塚部隊への反撃。前回の作戦において内通者が発覚し、送り迎え役だけだった叶葉にも大きな役目がw久々の活躍ということで鴇子共々頑張ってたねwそんな中で出会った久留守という少女は万字を慕い,万字の復讐のため甲虫として鬼虫に攻め込む。確かにそういう風に→2015/01/03

ナカショー

35
怪獣大決戦な第4巻。今回は凄く派手に盛り上がった感じ。4番機蜈蚣の復活。蜂の奪還。蟋蟀、蟻の寝返り。盛り上がる要素しかない。非常に面白かった。5巻も非常に楽しみ。2015/12/22

よっち

30
今回は前巻で甲虫側に奪われた蜻蛉と蜂の奪還作戦。やや強引とも思える方法で復活した井筒は、どうにかこうにか戦列復帰しましたね。復帰したらしたで、ちょっとやり過ぎの感もありましたが(苦笑)急襲を狙う相手の裏を突いて逆襲に転じた戦闘シーンは良かったですが、鬼虫の庵や楓と思われる存在が敵方に出てきたり、虎杖やそれを取り巻く人々の正体も明らかになり、敵味方が混沌としてきました。帰ってくる場所がある、待ってくれている人がいるという描写が、個人的にとても好きな場面だったりしますが、竜胆の去就が気になりますねえ。2013/11/17

アウル

28
ど派手な戦闘回。前巻で蜻蛉と蜂、星鉄の半分を敵に奪われたが残った星鉄で井筒を復活させる。復活した井筒は迷い蜈蚣を起動させることが出来なくなったがそんな中叶葉の言葉で吹っ切れるシーンが良かった。鬼虫同士が敵対して戦うのは熱いな、甲虫との戦闘は敵側が強いと思えないのであんまりだなと思ってしまう。色々な思惑が入り乱れてきて続きが気になるな。2014/05/03

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