内容説明
少年たちの葛藤と成長を描く、文庫書き下ろしのエンターテインメント時代小説シリーズ第4弾。「闇神波(やみかんば)は本気で我らを根絶やしにする気だ」。刺客、暗殺、陰謀。江戸で男が次々と闇から斬りつけられる中、燦(さん)はついに争う者たちの手触りを感じ始める。一方、伊月(いつき)は藩の代替わりの準備に追われるが、圭寿(よしひさ)の亡き兄が寵愛した美しき側室・静門院(せいもんいん)が面会を求めてきて……。「異能の一族」が持つ闇の歴史が蠢き始めた! いよいよベールを脱ぐ「闇神波」の正体。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきち
62
前回読んだ時の感想が一行っ(^◇^;)「面白い!次が超気になるやん!次へ!」ってどれだけ、早く読み進めたかったかがよくわかる!!圭寿、伊月、燦の周りに不穏な影が、いや、不穏だらけで心配な私です。主人公ってほんとに死なないっ??ってハラハラしながら読んでます。さぁ!面白い!次へ!!2018/04/21
nyanco
60
冒頭、圭寿の戯作の挿絵依頼のシーンから始まります。いよいよ、圭寿さま、作家デビューが進むのか…と思った途端、挿絵画家に思わぬ事件が…しょっぱなからビックリさせられました。圭寿、伊月、燦の3人のキャラ、作が進むほどに良くなってきています。特に、圭寿さまにいじられる燦の様子が可笑しいwしかし、物語には、あちこちから暗雲が…裏神波、静門院と、いったいどうなるの~!と言うところで続く!って…このシリーズ、書き下ろしなので楽しみにして読んでいるのですが、ページ数が少ない!続→ 2013/07/12
えみ
59
苦悩の中で悶える葛藤、己の心の内を問い惑う少年たち。何かある、どこかにまだ彼らの知らない何かがある。そう思うと1巻1巻の展開に目が離せない。見えないところで着々と暗殺者の手が伸びてくる。闇神波とは何者で、何を成そうとしているのか。不気味な影が次期藩主・圭寿、彼に仕える伊月、異能の一族「神派」の生き残りで伊月と双子の燦に迫る。そんな中、妖し過ぎる圭寿の亡き兄の側室・静門院が登場。嫌な予感しかしない彼女の登場で、一体彼らはどうなってしまうのか。毎巻200頁という短い中にも物語の肝が組み込まれて飽きることない。2023/05/05
まりお
49
ついに闇神波が動く。まだまだ謎は深まるばかりだが。そして女。今回は女達にも動きが。兄の側室、一癖所じゃない何かがありそう。合間の執筆活動記録がすごく癒される。2017/06/22
ゆきち
48
面白い!次が超気になるやん!次へ!2015/03/14
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