新潮新書<br> 意にかなう人生―心と懐を豊かにする16講―

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新潮新書
意にかなう人生―心と懐を豊かにする16講―

  • 著者名:加藤廣【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2013/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106105227

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内容説明

人生に五つの計あり! 同じ職場に長居は禁物。仕事は人生の一部と心得よ。カネと家の算段に既成概念は無用。老いて死ぬ道はかくあるべし――金融と経済のエキスパートにして最前線に立つ時代小説家が、イジメに苦しんだ幼少期から、弱肉強食社会を見尽くして三度の転身を図った八十二年の人生を振り返りつつ、実用的サバイバル術を初公開。清貧でなく栄達でもない第三の道――意にかなわぬ人生よ、さらば!

目次

生きること、働くこと
意に適う人生でなければ
イジメについての体験的考察
男はなぜ疲れているのか
性の戦いの勝利者、敗北者
子供をつくること、育てること
必要条件としてのオカネ論
自由か、それとも平等か
本当の豊かさを求めて
エリートについて
役人について
公僕の正しいあり方
人生の五計について
家計について
老計について
死計について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

45
著者は小説家。2005年、『信長の棺』で作家デビューを果たす。それ以前のサラリーマンを始めとする幾つかの職業、作家人生を振り返って語る著者の人生訓。2013年刊。生きること、働くことと題した第1話から、就学時代のイジメの話、男と女、子供をつくること、自由と平等、エリート、役人等々幅広い話題について、著者自身の直接の体験を引いたり、巧みな喩えが作家としての語り口と相まって、するすると読ませる。最後に生計、身計、家計、老計、死計の五つを意識せよという。遅きに失した感はあるけれども、心の片隅に留めておきたい。2022/07/26

calaf

13
常識なさ過ぎという気もするし、核心を突いているという気もする、不思議な本。例えば、お金の稼ぎ方や貯め方について書いた本はそこらじゅうにあるけれど、使い方について触れた本はあまりないのですよね...そういう意味では非常に参考になりました。2013/09/30

ハザマー

1
性の戦いの勝利者? 面白い切り口ですね。 自由と平等とは・・・金について、死に方など独自の 理論も罪がなくいいね。2016/11/07

とよちゃん

1
最後まで読んだけど、反発を感じながらで、自分にとっては面白くなかった。どんなに凄い人なのかわからないが、過去の自慢が所々に入り、その分係わった人、歴史上の人物などを馬鹿にして悦に入る。また、「言わなくてもわかるでしょ」的な文が何度かはいるが、このセリフを言う人は経験上、自分が「善」だと疑わない人が多い。と言うことでほとんど得るところがなかった本でしたが、一点、イジメの話は金言であった。「逃げなさい。できる限り逃げなさい」どんなに死にたい人生でも、5年後、10年後には状況が変わっているのだから。2013/12/12

ご〜ちゃん

1
「生きる価値があると信じる」「もしないとしても、生きる価値を作りながらでも生きればいい」ということ。自分はこのようなスタンスが好きだ。2013/10/20

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