中公文庫<br> 寺山修司 その知られざる青春

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中公文庫
寺山修司 その知られざる青春

  • 著者名:小川太郎【著】
  • 価格 ¥796(本体¥724)
  • 中央公論新社(2013/06発売)
  • 中央公論新社 GW特大フェア ポイント40倍!(~5/12)
  • ポイント 280pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122057821

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内容説明

起こらなかったことも歴史の裡――とうそぶき虚構と現実を渾然と生きた寺山修司。人間・寺山を形成した「実際に起こったこと」とは何だったのか。作家への野心、母との葛藤、恋、そして病……短歌をベースに処女歌集成立までの前半生を辿り、若き日の実像に迫る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わんにゃん

2
母親がすごい。2022/04/04

はち

1
寺山修司が持っているある種の毒は、太宰にも通じるものがあるように思う。前衛短歌運動に携わった寺山修司の22歳まで。この人も若くして死ぬと思っていたようで、病床での活動っぷりは正岡子規のそれを見ているようだ。まだ生きていてもおかしくないのが本当におしい。2014/10/08

Daisuke Azuma

0
寺山修司の詩集やエッセイが好きでよく読んでいたが、青年期の寺山を知ることで寺山の言葉もある意味で私的なものにすぎないということが分かり、魔法がとけたような部分もあり。しかし私的な体験を研ぎ澄まして言葉を紡ぐのはやはり才能だろう。2015/07/22

Ex libris 毒餃子

0
結婚前までの寺山修司に関するエッセー。母・ハツとの複雑な親子関係と虚弱体質と早熟な文学センスが寺山修司の世界観を作っているようである。話は変わるが戦争時に成長期だった世代は早くに亡くなるような傾向にあるは仕方ないような気がする。生松敬三などもそうであるが。2013/05/11

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