ビーズログ文庫 恋する王子と古の王者7

著者名：小椋春歌【著者】/加藤絵理子【イラスト】

KADOKAWA（2014/11発売）

• ISBN：9784047288065

内容説明

ヴァルダンの王太子サウルに、「君はモニカのために死ぬ」と不穏な言葉をかけられたアレクは、早々にカゼルラに帰国することを決める。「帰ったらすぐ婚約式を挙げましょう!!!」と意気込むアレクにたじろぐモニカだったが、最後は潔く（!?）彼の思いを受け取ることに。そして、カゼルラの客人を送るために開かれたパーティ当日。なぜかモニカの姿がなくて……!?　変態王子、ぼう然自失の第7弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミホ]

恋する王子シリーズ第7弾。前回のから続く形だったのでと、最終巻まであと少しだったので忘れぬうちにと早めに。結果続けて読んで良かった気がしている。恋する王子にとってはとんでもなことが起こりまして序章和かだったものが一転気持ち殺伐なヒーロー。変人さんは輪をかけていますが、今回は少しかわいそうだった。約束があって良かったけど、そんな小さな約束を大事にしてつなぎとめているところは健気だね、変人さんだけど少し人間らしかった（笑）次回最終巻！早めに行きたいところ(*^o^*)やはり平和がいいね。

2018/07/23

[さや]

★★★★★「座りたいんじゃありません。あなたに引っ付きたいだけです」シリーズ第7弾。王子の変態エピソードが実は伏線だったりと、何かと驚かされた１冊。心から愛する人の存在は強さにもなるけど、時として弱さにもなる。モニカとの約束があるから死ねない…アレクの心情を思うととても切ない。前半のモニカのドレス選びが救いかな。次で最終巻。この世界観が終わってしまうと思うと切ないなぁ…。余談ですが漫画を買ってみました。かなり面白い！！オススメです。

2015/03/30

[sio]

怒涛のシリアス展開 読む手が止まりません レームくんに続くマスコットキャラ登場も捨てがたいですが、きっとユナレス様が出られた暁には残念イケメンな予感

2015/10/18

[ミィ]

シリーズ7作目。ヴァルダンの王太子サウルに、「君はモニカのために死ぬ」と不穏な言葉をかけられたアレク。客人を送るために開かれたパーティ当日、なぜかモニカの姿がなくて…。シリアスな展開。最終巻に向けて走り出した感じ。アレクにとっては辛い辛い巻でした。

2016/03/24

[ちいくま]

今までのアレやコレや…アホすぎるでしょう！なエピソードまでもがみんな拾われてて「うわーー」でした。「すべての人が幸せになれるお話」に向けての最終話が楽しみです。

2014/09/22