内容説明
「いらいら」と生きているのは地獄の住人、「がつがつ」は餓鬼の、「あくせく」は畜生の生き方。そろそろそんな生きた方をやめて、「のんびり、ゆったり、ほどほど」に人間らしく生きてみませんか。そのためには、自分になりきって、いい加減に、世間を馬鹿にするお稽古が必要です。それがブッダの教えであり、人生を楽しく生きるための仏の智慧。大乗仏教の真理をわかりやすく説いた一冊です。
目次
プロローグ 仏教を学びたい
1 菩薩の実践徳目
2 菩薩の智慧は「明らめる」こと
3 貪らないのが布施である
4 何のために「戒」があるのか?
5 彼岸の原理としての耐え忍び
6 がんばらないのが精進
7 自分が自分になりきるのが禅定
エピローグ 仏教をどう生きるか?