内容説明
竜伐騎士フューゴに深手を負わされ、王立魔法騎士団に捕縛されてしまったタクト。その姿を目撃したシェッセもまた、重要参考人として騎士団の手により幽閉されてしまう。なす術の無い状況下、それでも諦めず抗い続けるシェッセにもたらされた、三千年前の真実とは？ 一方、王都では世界を滅ぼしかねない《終焉の竜》を巡る複数の謀略が動き出していた！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
9
ドラゴン肉食ファンタジー完結編。 前作で感じた物足りなさもなく、大団円で大満足、最後まで美味しく楽しくいただけた良シリーズでした。 壮大な運命だの世界や使命だのより、皆で美味しいご飯を食べることのが何よりも大切なんや！ ちなみに、個人的にですがこの最終巻は電撃文庫の某超人一家たちの物語をけっこう連想しましたｗ2013/03/17
シュエパイ
9
ただゆっくりとおいしいご飯を食べるために、大切な人がお腹をすかせて待っててくれる日々のために。長い永い時間を超えて、ついにフィナーレでした。あぁ、なんだかこの物語が終わってしまうのは、寂しいなぁ……(ノд<。)゜。タマネギとハマグリのスープは、今度つくってみましょう。出来れば、外伝とかで、もっとドラゴン料理作りのシーンを書いてほしいな♪2013/03/10
METHIE
8
全五巻で完結という一見打ち切りだと思えてしまうがそうではなく、綺麗に完結している。 本業は劇団の脚本家らしいのだが、この人の本はもっと読みたい。2013/09/30
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
7
やはり良い、全５巻というのも丁度いい。 個人的に一番好きなシーンは騎士として男としてのカッコよさを見せたクローディアス隊長、この作品のキャラはみんな幸せになってもらいたいもんだ2016/11/27
bluets8
6
綺麗にまとまった最終巻。神話として語られてきたタクトとシェッセの前世と、竜神信仰の真の狙いと黒幕の正体、騎士団・ウィリーの思惑がパズルのように綺麗に収まりながら進んでいくストーリーに感心しきり。ただ、竜討伐後の戦闘は不要だったような。それとあっさり過ぎるエピローグで読後感は微妙。2013/03/07
