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内容説明
大分県臼杵で勇午(ゆうご)と兄弟同然に育った田卓林(でんたくりん)は、その後母国・台湾で企業家として大成功を収めた。その卓林が失踪。交渉人として捜索の依頼を受けた勇午は、台湾へ向かう。国を愛し、発展を願う卓林の夢は「台湾独立」。彼の行方を追ううちに、知られざる台湾の歴史を知った勇午は、台湾を利用しようと暗躍する人々の思惑に巻き込まれてしまう。勇午は卓林を見つけ出し、台湾を救うことができるのか!? 台湾の存亡をかけた、「勇午」史上最“難”の交渉が、ついに完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よきし
2
こういう表紙に統一してくれればいいのにな。台湾編完結。崖っぷちに追い詰められた台湾とその屍肉に群れる金と権力の亡者。彼らを踊らせその隙に無事出口を見出すことが出来るのか。そして卓兄とは出会えるのか。周辺をうろちょろしてる女性がなんだかなぁという感じだったけど、やっぱり勇午は面白かった。ぜひラテンアメリカ編やって欲しい。2013/06/24
takumi
2
4巻までまとめ読み。お話としては面白かったのですが、勇午に求める内容はこんなSF的な話ではなく、勿論拷問シーンでもなく、もっと現実的に唸らされるような交渉による帰結だと思う。2013/05/10
はりーさん
2
台湾編完結。フィクションながら台湾という国の根にあるものがよく描かれている。毎回ながら勇午の交渉の仕方・解決策は読み手から想像を越えたモノが出てくるので、ページをめくるのが楽しみでしょうがない。次回作はどうなるか、そろそろアフリカ辺りに行きそうな気がするな。2013/02/24
まぁねぇ
2
台湾編の完結です。勇午はいつ読んでも、政治的外交も民間外交も、最後は人と人との信頼が最も大切なものであると、感じさせてくれます。途中は宗教・政治や経済でムズカシイなとおもいますが、最後までいくと、最も身近で、最も難しい無私の信頼が、世界を救うんだと思えて、すっきりします。2013/02/23
ユイ
1
台湾編の完結編。さすが勇午の兄貴分だけあって思い切りが良すぎます。2016/05/07