勇午 台湾編(1)

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勇午 台湾編(1)

  • ISBN:9784063760811

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内容説明

台湾全土を巻き込む、渾身の交渉! 国を憂い、愛する男が、台湾に激震を走らせる。――台湾で一人の男が失踪した。男は台湾で財をなし、国の経済を動かすほどのVIPで、若かりし頃の勇午(ゆうご)を知っている間柄でもあった。謎の失踪の背後に不安を抱きつつ、勇午は依頼を受け、男を捜す旅に出る。時を経て追いかける男の行方に絡み合う、台湾が抱える闘いの歴史。若かりし頃の想いを胸に、勇午が台湾の地に降り立つ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トラシショウ。

19
積読消化。学生時代の恩師であり、現在は台湾屈指のVIPでもある田卓林が失踪した。外務省参事官である友人の依頼もあり、彼の身を案じ一路台湾へと向かった勇午は、日本軍の引き上げた後の国民党と共産党の対立の根深い歴史と、それを契機にのし上がった中國奉仕團の荘龍欽の事態への関与を察知する。真相に迫ろうとする勇午に襲い掛かる男達の突然の拉致、首筋に埋め込まれてしまった「緊箍児」と称される拷問器具。交渉すべきは誰か、緊箍児を取り付けたのは誰か、卓兄こと田卓林はどこにいるのか。過酷な交渉が始まる(以下コメ欄に余談)。2017/10/29

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

3
一〇代の勇午が登場したので、勇午最初の交渉が見れるのかと思ったら、勇午のルーツと指針となった卓兄の為の交渉だった。今回の拷問器具は手が込んでるなぁ…2011/07/06

ikki

2
10代の勇午がみれるとは。2011/07/12

bookish

2
突拍子もない話なのかもしれないが、「ゴルゴ」と同じ面白さ。銃を使わない分読み応えがある2011/07/03

よきし

1
やっぱり海外編の方がワクワクする勇午。そして台湾とくれば期待は否応にも高まる!冒頭から高校時代の勇午登場とか彼の素性がすこし垣間見れてそれだけでもドキドキする。国民党による虐殺などもしっかりと取り上げ、独立運動との関係で台湾を描く、というのはテーマ的にも好みだ。いつか南米もいろいろ取り上げて欲しいなぁ。ともかくまずは2巻2巻!2013/06/14

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