内容説明
「ベーシック探しは、いつも新しい自分であるためのスタートラインを見つけること。いつもの毎日を送るための一歩です。」(「はじめに」より)どうすれば心地よく、日々の仕事や暮らしができるのか? 『暮しの手帖』編集長が自らに問いかけ続けて見つけた、自分らしいベーシックなかたち。毎日を豊かにするヒントがたくさん詰まったエッセイ集です。
目次
第1章 「衣」のこと―自分らしくいるためのワードローブ(トラディショナルから学ぶこと シャツ ジャケット ほか)
第2章 「食」と「住」のこと―毎日の生活を豊かにする工夫(家族のこと 個室のすすめ リビングのルール ほか)
第3章 「仕事」のこと―働くうえで考えるルールと作法(つねに先手を打つ デスクまわり ごみの行方 ほか)
特別対談 菊池亜希子×松浦弥太郎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
105
この松浦さんのエッセイは、「暮しの手帖」編集長をしていたころに書かれたものです。ですので、日常の生活においてちょっと感じたことを、「衣」「食・住」「仕事」に分けて書かれています。結構こだわりがあるような感じで、いいものを長く使ったりしていることに私も同じようなことをしているので同感しました。2024/11/17
ひめか*
59
気になる人松浦氏初読!衣服に関する章は専ら私の彼で驚いた。シンプルベーシックで上質なものを好み、同デザインの白シャツを何枚も買う、今日何着るか悩んだり考えたりするのは負担…私は対極にいて悩むのも楽しさだと思っていて、対談に載っていた菊池さんの言葉に共感。食と住の章も独特だとは思ったが、調理器具や食器などいろんなものにこだわるのは私の家庭と同じ。先手を打つ、「つもり」をやめる、おみやげはすごく美味しいものをほんの少し…私が実践しようと思えたのは仕事の章。あとは考え方の違いもあるので私も自分らしさを貫きたい笑2016/03/07
ユメ
42
最近生活が乱れがちなので、こんなときこそ松浦弥太郎さんの本を、と処方箋のように本棚から出してきた。本書は自分にとってのベーシックを探す指針である。自分らしさがないのは他人の目を気にするから、という言葉がいきなり耳に痛い。自分にとってのベーシックが定まっていれば、心穏やかに「いつもの毎日」を送ることができる。迷ったり悩んだりする日もそこに立ち返れば安心できるようなベーシックを見つけていきたい。もうひとつ、今回教わった大切なことは、家族でも「共有」するものと「個」のものをしっかり分けて考えるということだ。2017/11/22
Eee
34
弥太郎さんの衣食住について書かれた本です。家族のことや若かりし日のことなども書かれていました。無理にシンプルにするのではなくて、自分のベーシックを見つけることが大切なんだ。そのため娘さんに強要することもありません。とても素敵な過ごし方で、またひとつ弥太郎さんに近づきたくなりました。2016/06/22
アズル
28
松浦さんの本と出会って、10年以上経ちました。よーく考えると、いつも何かしらの節目に読んでいます。今回も、私にとって、やはり何かの節目なのだと思いました。でも若干、啓発本的なニオイも感じてしまいました。2015/08/18
-
- 電子書籍
- 改訂新版 はじめてのTOEIC L&R…
-
- 電子書籍
- 悪役令嬢の逆転生ライフ【タテヨミ】(3…
-
- 電子書籍
- DAIGOも台所 2023年12月号
-
- 電子書籍
- 女装をやめられなくなる男の子の話【タテ…
-
- 電子書籍
- 子供の哲学 産まれるものとしての身体 …