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内容説明
いつもは見えないけれど、ふと垣間見えるユキと凛太郎（りんたろう）の深い絆。その瞬間に触れ、あかりは激しく動揺していた。一方ユキは、あかりの撮った自分の写真に不思議な感慨を抱いていた。あかりが隠してきた気持ちは、写真を通じてユキに伝わる。「抱きたい？」ユキの思いがけない問いかけにあかりは──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
26
百合かと思いきや凛太朗が絡んできて結構複雑な関係になりそう2013/03/14
玉響
22
誰もが不安定な足元の上に立っている。ゆらゆらと揺れているのは私の心か、それとも――。カメラに映る君の姿は息を呑む程美しかった。レンズ越しの君はまるで君じゃないみたい。君を閉じ込めたい、このカメラの中に。私だけが知っているこの世界に。衝動的に込み上げたこの想い。けれど、君は私の想いを知っていてなおも残酷な言葉を紡ぐんだね。とても危うくて壊れそうで、けれど必死に手放すまいとしていた君の手を離したのは私。辛い現実に堪えきれなくて逃げ出したのは紛れもない、私だった。2016/07/04
ほむら
13
女の子特有の、ざらついた気持ちが表れ出てる気がします。ユキは誰のことを考えてるんでしょう？やはり凛太郎のこと？でも、彼女の口から直接凛太郎へ恋心が垣間見えたことってないような気がするのですが…。ユキは、何事にも無頓着そうというか、あかりの恋に気付いてもあの反応だから…本当にわからない人です。ただ、凛太郎が可愛すぎる。百合目当てで読んでまさか野球少年にときめかされるとは…。あかりと凛太郎がうまくいくの、全然ありだと思います。ユキごと抱きしめる宣言をした凛太郎かっこよすぎます。童貞でも。2013/11/22
イーダ
12
あかりに恋する凛太郎がいじらしい。ユキの言動はふたりには理解しがたいものがあるかもしれないな。1巻では漠然と読んでましたが、ここにきて非常に面白い展開にになってきました。2013/12/03
kanon
8
なんというか、メインはユキとあかりなんだろうけど、凛太郎の行動ばかり気になってしまう自分がいる…笑 ユキの存在が薄まってるように感じる。三角関係を描いているなら良いんだけど、もしユキとあかりをメインとして描いてるのだとしたら、もっとユキを出さないとだめだと思う。考えてることが分からない…次巻あたりから「カメラ」の要素も強まってきそうだが、この先持ってないんだよね…気が向いたら読もうかなと思う。2016/02/06
