幻冬舎時代小説文庫<br> 旗本ぶらぶら男 夜霧兵馬

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幻冬舎時代小説文庫
旗本ぶらぶら男 夜霧兵馬

  • 著者名:佐々木裕一【著】
  • 価格 ¥556(本体¥506)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344419537

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内容説明

由緒正しい直参旗本だが、無役で夜遊び好きの松平兵馬。だが放蕩がたたり、十両で姉と姪をあと一年養わなければならない状況に陥った。折しも北町奉行所の同心が相次いで辻斬りに遭い、老中・田沼意次から兵馬に、下手人成敗の密命が下る。二十五両の助っ人料に釣られ、捜索を始めた兵馬は目星を付けた怪しい浪人に身分を隠し近づくが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あき☆ブラック・ベア

9
時代劇は取っ付きにくい印象があるけど、手に取ってみた本は意外と今まで楽しく読めてる…かな?これも普通に面白かった。いや…とある一家は悲しすぎて辛かったけど…。主人公が真っ当な心を持っていて、そして明るいので安心して物語に着いていける。気楽に読むのに向いている時代劇だった。ラストの畳み掛けるような展開は見事!時代劇だなーと殺陣を思い描きながら読んだ。2022/06/13

ぶんぶん

7
直参旗本・松平兵馬の活躍を描く痛快物。 夜遊びの小遣い稼ぎの勧善超悪と思い手に取ったが、田沼意次の手先と判り、ややトーンダウン。 これから、どう動くのか興味はあるが…もう少しケレン味が欲しいところです。2014/12/13

ひかつば@呑ん読会堪能中

4
この作者は波があるのだが、これは当たり! 父が田沼意次の政敵を闇に葬る役目を担っていたという無役の旗本兵馬が父同様田沼の依頼で同心殺しの下手人を追う話。突飛な設定ながらそれほど違和感を感じさせずグイグイと楽しませてくれる。厭らしさを少し見せた田沼と今後どう関わるのか。これは次が待ち遠しい。2013/01/30

いくっち@読書リハビリ中

4
直参旗本無官無役の遊び人の殿様がこんなにもねばり腰だったとは!長文レビュー→http://www.honzuki.jp/book/201973/review/91123/2013/01/06

風竜胆

4
ストーリーは、ただ悪い奴を退治する。そのシンプルさは、正に痛快、爽快。桃太郎侍と必殺仕事人を合わせたような楽しさを持った作品だ。2012/12/28

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