ウィングス・コミックス 結晶物語（４）

著者名：前田とも【著】/前田栄【原作】

新書館（2015/01発売）

• ISBN：9784403621543

内容説明

プリンスが仕掛けた反魂（はんごん）の術。それは亡き妻を復活させるための恐ろしい計画だった。黄金のリンゴと甘い言葉を餌に、七人の女たちを操る彼の魔手は再び晴香に伸ばされる。計画を阻止しようとする黄龍はプリンスの目の中にかつて虫けらのように仲間を殺した男に見たあの虚無を見い出す――。そして誰もが予想し得なかった意外な結末とは――!?謎が謎を呼ぶ「プリンス篇」ついに完結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あっちゃん]

プリンスとのいざこざが集結。やっぱ終わり方が切なかっ。です結局晴香ちゃんの時は戻したのかな？なんか後を引く終わり方でした。それにしても凍雨の人でなしさが（人じゃないけど）すがすがしかったです(笑)黄龍はお人好しですし。というかあの凍雨が感じた黄龍の違和感は…。気になりますね。

2014/05/24

[こらげ衛生兵]

どんなに忘れ去りたい記憶でも、それを失くした自分は自分じゃない。そうだな、うん。黄龍の人の良さがいつにも増して滲み出る巻でありました。

2012/11/26

[いりえ]

黄龍の覚悟

2013/01/21

[眞墨]

そうか、哀しい人だったんだな…。その方法しか見えなくなってしまうと、ダメだとわかっていてももう自分では止められないんだよね。…さて、怖い人はいなくなってしまったけど…これからどうなるのかな? 可愛いキャラが出てこないかな♪

2012/11/29

[tamanya7]

失ってしまった大切な者を取り戻す為、プリンスが行った反魂術とその結末。許されることではないが、そこまで追い詰められた彼の想いと、意外な展開が哀しい。いろんな童話がモチーフとなっていたのは、一部そうかなと思う点はあったが、気づかない所も。自分鈍すぎる。黄龍の結晶が美しい。彼と白夜の契約はなされるのだろうか。

2012/11/24