オペラ鑑賞講座 超入門

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オペラ鑑賞講座 超入門

  • 著者名:神木勇介
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 青弓社(2014/04発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787273253

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内容説明

オペラを楽しむのなら、まずはここから!――通年公演やテレビ放送などでオペラが身近になっているものの、難しいものと思い込んで躊躇している初心者に、「気楽に鑑賞するための12のちょっとしたコツ」講座を開講。オペラがわかる超入門講座へようこそ!

目次

まえがき

第1講 「オペラ」というジャンル
オペラとは何か?
ミュージカルとの違い
オペラになくてミュージカルにあるもの
オペラは親しみやすい……ものでもない?
オペラの楽しさのあるところ
オペレッタとは何か
オペレッタの祖オッフェンバック
ウィーンに定着したオペレッタ
オペレッタからミュージカルへ
「声」の競演
 オペラの小道具(1) イゾルデの愛の秘薬

第2講 オペラと「クラシック音楽」
クラシック音楽のなかのオペラの位置
オペラハウスとコンサートホール
クラシック音楽の歴史
古典派、ロマン派から近代音楽へ
オペラの200年間
オペラの誕生
バッハとヘンデルについて
オペラは何語で歌われるの?
 オペラの小道具(2) アイゼンシュタインの懐中時計

第3講 オペラの形式と種類
アリアとレチタティーヴォ
チェンバロに支えられたレチタティーヴォ
アリアへの導入
番号オペラ
ベルカント・オペラについて
ヴェルディのオペラ
ドイツ・オペラの事始め――ジングシュピール
ワーグナーの楽劇
ライトモティーフとは何か
オペラの呼び方
オペラの様々な形式と種類
 オペラの小道具(3) 魔弾

第4講 オペラの「歌」1――アリア
声域について
最も人気があるアリアは――蝶々さん「ある晴れた日に」
有名アリアが堪能できるオペラ――『トスカ』と『カルメン』
アリア1曲で超有名オペラ
自己紹介のためのアリア
これは難しい!――歌手泣かせのアリア
歌う場面は、もちろんアリア
アリアと詩
名場面としてのアリア
番外篇『こうもり』のコンサート
 オペラの小道具(4) イアーゴのハンカチ

第5講 オペラの「歌」2――重唱と合唱
重唱の楽しみ
二重唱――オペラの中核としての名場面
三重唱――独特のバランスから生まれるアンサンブル
四重唱――作曲家の技巧が冴える名曲
五重唱、六重唱など――躍動する歌手たち
合唱――結集する歌声
 オペラの小道具(5) 「魔法の笛」と「魔法の鈴」

第6講 オペラの「音楽」
指揮者と演出家
オペラは序曲から始まる
序曲の役割
序曲から前奏曲へ
有名な序曲・前奏曲
間奏曲の楽しみ
オペラのなかの名曲紹介
オーケストラの役割
 オペラの小道具(6) 銀のばら

第7講 オペラの「演出」
読み替え演出の是非
音楽という制約
今も昔も――演出に対する不満
オペラハウスと演出
演出の歴史
『ニーベルングの指環』の演出
どのように見せるか?――注目すべき場面
演出上の制約
いろいろな演出を観てみたい
最後に、プロデューサーの時代
 オペラの小道具(7) ニーベルングの指環

第8講 実践1 『椿姫』の楽しみ方――なぜヒロインのヴィオレッタは「椿姫」と呼ばれるのか?
乾杯の歌――華やかな名場面
パリの高級娼婦――オペラの背景
不幸な道を暗示した前奏曲
原作と違うタイトルとネーミング
ヴェルディはオペラで何を描きたかったのか
正反対の2つのアリア
ヴェルディのオペラ作曲
 オペラの小道具(8) ジェルモンからの手紙

第9講 実践2 『蝶々夫人』の楽しみ方――日本を舞台にした悲劇的オペラ
ヒーロー不在のオペラ
蝶々さんとピンカートンの認識の差
真実の愛はどこに?
初演の大失敗と改訂
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りん

2
あらすじ本ではない入門書を探していたところ図書館で発見。じっくり読みたかったので購入して読んだ。オペラに興味はあるけど入り口がわからない…ぐらいの超入門者にうってつけ。名盤情報が掲載されているのも嬉しい。2019/06/15

かぴー

0
図書館本。 オペラに興味があり、読んでみた。入門書としてはちょっと難しかったかな。勉強にはなった。2017/01/07

Degawa

0
3/5 音楽や演出までオペラの基本的な知識を網羅。有名なオペラの見所も解説。2016/11/24

yamato

0
正に題名通りで非常にわかりやすかった。2015/03/11

まこ

0
まず、「オペラって何?」「どんな曲歌うの?」といったオペラの基礎知識を説明して、後半では初心者にお勧めの作品を紹介しています。作品紹介は作られた当時や舞台となってる時代背景も説明されているのがわかりやすい。実際、オペラにふれる際にもう一度ざっと読み返したい。2013/06/01

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