「国土」喪失。 - なぜ日本は領土を守れないのか

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「国土」喪失。 - なぜ日本は領土を守れないのか

  • 著者名:佐々淳行
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • PHP研究所(2012/11発売)
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  • ISBN:9784569808871
  • NDC分類:369.3

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内容説明

尖閣諸島、竹島、北方四島……日本の領土が喪われつつあるいま、初代・内閣安全保障室長が「国家」危機管理のノウハウを説く。「国防力」というと、通常は陸海空の軍事力を指す。その意味では、わが国の国防力は、装備という“ハード=目にみえる国防力”は立派だが、それを運用する“ソフト=目にみえない国防力”は欠陥だらけなのである。「主権意識、情報力、統治能力なき政権に、わが国は守れない! いま求められているのは、愛国心と国防力だ」。にも関わらず腹立たしいのは、中国船による確信犯的な領海侵犯、丹羽宇一郎中国大使の公用車襲撃・国旗奪取……といった事態に際し、怒らないことをもって「大人の対応」と、己の臆病保身を正当化するリーダーの発言が数多見受けられること。日本の国防的威信失墜はとどまるところを知らない。総理をはじめとする政府中枢は、直ちに国際社会と国民に向けて所信表明すべきだ。著者は繰り返しいう、「公憤なき政治家は去れ!」と。

目次

第1章 愛国心―集団的自己愛
第2章 主権意識―命懸けで守るもの
第3章 危機管理―意識と能力
第4章 情報力―弱い兎は長い耳をもて
第5章 指揮命令と情報―報告に対するトップの心得
第6章 危機対処の戦略戦術―緊急事態にはトップダウンで
第7章 人事―危機管理は「人間力」次第
第8章 法律力・制度・システム―有事法制の再検討を
第9章 継戦補給力―三日間は独力で戦え
第10章 見えざる国防の底力―自己犠牲と民間防衛

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

4
餅は餅屋、専門家の話しは参考になる。確かに民主党は情けなかった。勉強不足が酷すぎた。この点著者に反論出来ない。幾つか事例が挙がっていた官僚の事なかれ主義にも辟易する。法整備や組織作りを訴える主張には頷かざるを得ない。また聖路加病院日野原院長の判断は初めて知った。2013/04/04

ホリエンテス

0
危機管理のプロから見る、民主党政権下の悪政の数々。トランプ新時代のなかの安部政権下はどう写るのか。東アジアが緊迫してくる中で、民主党よりはまともだと思いたい。2017/04/08

てふ

0
愛国心とは拡大された自己愛であり自尊心であり、ワンフォーオール、オールフォーワンのチームスピリット。自分がその一員である運命共同体日本。2013/01/05

B型が苦手

0
主題は国土防衛を実施するための必要事項を述べているのですが、その中の第五章「指揮命令と情報」は、国防に限らずサラリーマン生活でも十分に役に立つ内容です。悪い情報をスムーズに上げる方法、報告を受ける側の心構え等々、組織の各階層ごとに知っておくべきことを教えてくれます。2018/12/01

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