内容説明
香山の厳正な財務手腕によって世界各地の現地法人の中でも高い評価を得るようになった日本ワーナー・パーク社。不正な降格を堪え忍んでトップに返り咲いたメル・グッツが確固たる経営基盤を築いたかに見えた本社も、交代した新CEOの野心ゆえに提携先だったライザー社からの敵対的買収を仕掛けられる! (講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
誰かのプリン
18
ワーナーランバートがファイザーに敵対的買収される過程が詳細に書かれている。買収された企業の末路が哀れに思います。★★★★4.52019/09/23
W-G
16
高杉作品の中でもかなり面白い部類に入ります。若手のホープvs老害という構図の多さが高杉氏の特徴だと思っていましたが、この作品の主人公は微妙にスタンスが違う。物凄く仕事の出来る人なのであろう事はキチンと伝わってきますが、エピソードの数々はどちらかというと調整手腕が目立つ。秘書とのエピソードは出来すぎ。頭はちゃんと洗わないと、今の時代では問題になりそう。
Carlos
12
事実も織り交ぜて流石の高杉作品。2019/09/13
藤の香り
6
ネットで調べながら読み終わりました。 上下2冊を通して30年ぐらいに渡る製薬会社のストーリーが大枠で描かれていましたが、ファイザーがリピトールという優秀なお薬を会社ごと買収する話が頭に残っています。実話なんですよね。ファイザーは新薬を開発会社ごと買収するやり方でおっきくなったようですが、そのリピトールもすでに特許ぎれ。ジェネリック品にやられてしまいました。 巨大資金があるからできる買収も、特許切れには勝てないんですね。 それにしても、患者さんのことが何も出てこなかった。2014/04/12
ジョルジョ
3
ワーナーパークは、日本的な会社なので、外資というより、日本の企業でありそうな感じがする。リタイヤー後の生活がうらやましい。社内抗争的な話が多かった気がするが、もう少し企業の成長の話を入れてほしかった。2016/04/10
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