内容説明
どこにでもいる、ごく普通の女子高生だった。昨日までは──異世界で、緋宮と呼ばれる女神的な存在に祭り上げられた知夏。だけど身元不明で威厳ゼロの知夏を神巫たちは認めない。緋宮を護る緋剣たち、慇懃無礼な冷徹青年・朝火と、癒し系美女・佐基の力を借りて神事を行おうとするが、知夏を待っていたのは汚された無人の祭道だった!?「俺の『緋宮』がただ泣きわめくだけの無能など、許せるか」スパルタ緋剣登場の第二の試練!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
23
イケメン&美人さんがまた増えた!っていうか、ヒロイン知夏ちゃん以外全員美形の逆ハーですね。朝火がけっこう好きです。相変わらず美形が多すぎて、そんなにいっぺんに投入しないで、次の作品にとっとけばいいのに、とか、美獣様がヒーローでもよくないか?とも思いますがこういうテンションの話なんですよね。知夏ちゃんもだんだん落ち着いてきて、このお話の世界観にもなじんできました。胡丁、腕輪に口づけとか、緋剣の任命とか、色気がほとばしってますよね。2015/11/14
ミィ
16
シリーズ2作目。異世界で緋宮と呼ばれる女神的な存在に祭り上げられた知夏。しかし、身元不明な彼女を部下のはずの神巫たちは認めず、知夏は嫌がらせに合う。前作より読みやすかった。ヒロインにとって辛いことが続く。2016/04/02
フキノトウ
8
朝火恐い。ついていけない箇所が多々ありますが、続きが気になるのでついていきます!椰真ちゃんには和みます。2013/04/21
ちはや
7
世界観は超好みの展開なのに、読みにくさがネックになるわ。途中でこれはもう読まなくてもいいかなぁ、なんて思ってたのにラストまで読んだら次も読まなくちゃ(読みにくい文章だけど)と思う自分がいる。3巻では読みやすい文章になってるといいな、と淡い期待をしてみるけど、まず無理だろうな^^;2012/10/01
卯花
6
題名が素敵。文体のハイテンションさと裏腹に内容なかなか辛い。だからこの文体なのか?足掻けば足掻く程泥沼に…。まぁ、知夏が良くないんでしょうが…容赦ねぇー。そういうの好きだけど(笑)誰にも完全に寄りかかれないとか、辛い。胡汀もなんか違う気がするし…心の癒しは揶真ちゃんしかいないよ…あと、穂野さんたち(笑)佐基さんなんか怖いなぁと思ったら、やっぱり。イメージと違って結構皆主人公に優しくないなぁ。胡汀は結局何なんだろう?色々謎が多くて続きが気になる。帝と滸楽の王が似てるとことか。あと、胡汀って結構社交的?2013/12/27