二見時代小説文庫 姫君ご乱行 - 女剣士 美涼２

著者名：藤水名子

二見書房（2013/07発売）

• ISBN：9784576121475

内容説明

三十年前と同じ通り名の強盗が出没。女剣士・美涼は、養父である旗本の若隠居・本多隼人正に、なぜ配下の目付を使わないのかと詰め寄る。隼人正は、許婚を殺し獄門になったはずの盗賊がまた現れたことに、更に美涼の前に現れた男に不審を抱き、元凶がかつて自分を翻弄した将軍家の息女・佳姫ではないかと疑う。三十年前の決着をつけるべく、隼人正と美涼の豪剣が舞う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とし]

女剣士 美涼｢姫君ご乱行｣ 2巻。これで1巻からの隼人正の許嫁が亡くなった原因が繋がり明らかに、しかしとんでもない姫がいた事にビックリです。これで完結のようで美凉と隼人正との関係は鰻を気軽に食べに行ける関係のようですね。

2020/01/04

[Totchang]

とんでもない姫君がいたものです。そして30年後、なぜ隼人正は狙われるのか。全ては過去の出来事に始まった・・・。熊本からの帰路、霧のため出発が遅れ大いに時間がかかりました。おかげさまで一気に読了。

2018/12/23

[mumi]

隼人正もやっと素直になるかと思ったのに、やっぱり面倒くさい男のままだったか。これで完結なのかな？竜次郎やお蓮のその後も知りたいのだけれど。

2016/04/30

[gauche]

嫉妬深くて拗ねやすい剣の達人、というのは割と珍しいパターンのような気がする。続きが読みたいんだが、2巻目で謎がすべて解けているっぽいし、もう完結なんだろうか。

2016/01/29

[kazunorie]

よし！これでススムか、二人の仲。と、思ったけどやっぱり微妙な二人。なんだかもどかしいな。引っ張りますか、しばらくこの調子で（笑）

2012/10/27