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内容説明
【誠を貫く『新選組』となるために――。最後の一閃。】
近藤一派と芹沢一派の対立はいよいよ激化。土方の思惑により束ねられた糸が、ただ一点、芹沢粛清へと紡がれた時、狂気を纏った狼は、哀しく牙を剥く…。誓いの名『新選組』を掲げるために、最後の一閃が闇にきらめく――。
(C)2012 Tatsuya Yamamura (C)2012 Yaeko Ninagawa (C)2012 Kazuya Machida
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
28
うーん、ここで完結か。 もっともっと描いてほしかったと言うのが正直なところ。平助の掘り下げもまだまだできただろうし、何よりも斎藤の謎がすっきりしない。沖田の成長も見たかったし。★★★★☆2022/11/28
宙庭隼人
10
佐伯殺害→新見切腹→芹沢一派暗殺と内容盛りだくさん。２．５巻分くらいの内容凝縮。芹沢一派粛清はかなり他の作品と差をつけたなあと思う。個人的には「アサギ」の新見はありだと思う。「俺はあんたから始まったんだ」の場面、首とんだ後にそんなとこ持ってこられるとぐっときてしまう…！ 土方・斎藤が主役の座を奪って大活躍。副長本当にかっこいい。斎藤の本気がかっこいい。だけどやっぱりこのまま終わりってのは悲しい。これからってとこなのに。こんなにはまった漫画は最初で最後だと思う。沖田があのまま終わるのは不憫。続編がほしい。2012/09/25
逢日
8
2時間半で全巻読了。こりゃ打ち切りというものでしょうか。新選組の話で池田屋にたどり着かないとかありえない。冒頭に病床の総司を描いた伏線が無意味。作者はよほど無念だろうが、読み手にしても呆然とするほか無い。エピソードの取捨選択やボリュームにばらつきがあり、物語として均衡を失っている。ぐだぐだしたりえらく飛んだり・・・つまり連載漫画って難しいのね？という事だろう。2014/03/05
kei@名古屋
6
佐伯があれだけあぁだからこの巻で終わりというのは妥当かもしれませんが、厚さから言っておそらく打ち切り、、、油小路まで描いてくれると思ったのにな。おそらく芹沢を、ああいう風に描いてしまった時から終わりは見えていたかもしれないけど、平助の最期まで見届けたかったと思うのはわがままだろうか。2012/10/01
へいすけ
5
芹沢暗殺で最終回と知ってたけどほんとにもったいない。まだまだみんなこれからだし特に斎藤はこれからも新選組を適度に裏切りつつ土方と闇タッグを組み続けるのかとか沖田がピスメの鬼子みたいになって今後どうなる？とか平助の拗らせはどうなってついに脱退まで行くのかとかめっちゃ気になるのに。 新見のことこんなにいいキャラなのはこの作品くらいじゃないでしょうか。土方にまんまとはめられてさすがに土方が憎たらしいかも。斎藤はほんとによく分からない。桂小五郎とつるんでるかと思えば土方ともこそこそ。多分主義主張はあまりなく2022/05/28
