内容説明
いまだに『恋が成就しないと外れない手錠』で繋がっている戌亥慎太郎と此花つぼみ。此花の初恋が破局を迎えたことで、その状態が長期にわたるかと思われた矢先、なぜか委員長と美咲が、二人をを手錠から解放するため(?)に協力してくれることに!? 妙に積極的な彼女たちに挟まれて、戌亥と此花の関係はどうなる!? ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SSS
11
面白い。ただ、前巻と比べてかなり変わっちゃいましたね。 此花が実はSだったり、ふてぶてしくなったからか、前巻で好きだった主人公がボケて此花がつっこむってのがあまり無かった。 あと、此花が主人公と恋人になる気が無く、全然ヒロインしてなかったなと思ったら、ラストで次の巻で初恋の人が実は主人公だったと知られてしまうようなフラグが立ってました。 ちょっと心配だな。一番見たい所ではあるけど、ただでさえ広げずらそうだから、あまり続かずに終わってしまわないだろうか。2巻で表紙にヒロイン2人出しちゃってるし・・・。2012/09/18
硝翅
9
黒髪ロング美少女とお風呂入ったり擽られたりしても健全なお友達ならフツウだよねっ! ……なんか軽くゲシュタルト崩壊しそうな。強きに出て藪をつつく展開もイイ味出してるが、つぼみの立場を上手く使いだしたなぁ。つまりアクセラレーターであると同時に自爆スイッチ、と。本格的に秘密暴露してからが楽しみすぐる。ちなみに僕の一押しは委員長です。(簡易評価:VS2)2012/09/18
ゴローさん
8
委員長と幼馴染が本格的に参戦です。此花も自然な態度になってきてより無防備になりもうニヤニヤが止まりません。ふたりでゴロゴロシーンなんて、二人は全然意識してないのでしょうが付き合い始めのバカップルにしか見えません。そして此花が美咲と宮下の恋を応援するようですが今後どんな展開になるのか非常に楽しみです。2013/03/23
水無月冬弥
8
#ラノベ 海空りく先生(@misorariku)の作品。どのキャラも魅力的で、特につぼみが、本性を露わにしだしたのがいいですね、さりげなく腹黒キャラなのか。それにしてもラストの展開は、つぼみらしいけど、ちょーまってー、それは孔明の罠よ!と叫びたいレベルであった。2012/08/21
無銘
8
幼馴染とクラスメイトが本格参戦な2巻目。慎太郎視点では唐突だろうが、彼女らには彼女らなりに彼を好きになる理由がキッチリ語られているので良し。そして「友達」という建前ではあるが明らかに距離感がオカシイことになっているつぼみとの仲は、慎太郎が例の事情を語らないと決めたことと、己の気持ちに無自覚なまま美咲と雅の応援をすると宣言してしまったことでもはやこじれる運命しか見えない。ここからどう転がるのか、楽しみです。2012/09/17