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内容説明
知ってるつもりの“参勤交代”――こんなドラマがあったとは!! 岡山藩熊田(くまだ)家藩主・治隆(はるたか)率いる行列は、岡崎の宿場にて、“やっかい事”に遭遇した。その?末は、幕府老中・松平定信(まつだいら・さだのぶ)の耳にまで届いてしまう。“熊田嫌い”で有名な定信は、このトラブルをどう裁く!? 一方、この旅を最後に、藩主を隠退するつもりの治隆。その心中を、未だ察せぬ和泉(いずみ)であったが――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
21
参勤交代のイメージは、それが務めであるがゆえ、事務的で味気ないものだ。しかし『つらつらわらじ』の参勤交代は、その行く先々でドラマがあり、情緒があり、味わい深い。それは、藩主・治隆の奔放さによるところが大きい。隠退を胸に秘める治隆の、その奔放さが眼前に富士を呼び、『つらつらわらじ』にロードムービーならぬ、ロードコミックの趣きを醸し出させている。2014/03/04
華里
19
殿、カッコよすぎる・・・・・。こんな人が実際近くにいてくれたらなー。空飛ぶ話とか、すごく好き。そして格好いいたげじゃなく甘いものに目がないところとかのギャップがいいのよねっ。最後のページの富士山を見ながら殿の気持ちに気がつくシーン。こういう見せ方をするかーと感動でした。2012/09/23
ぺぱごじら
13
参勤交代も中盤戦、岡崎宿の公儀との差し合いは、熊田公の完全勝利。宿敵・老中松平とこれほどに解り合い認め合いながら、あと一声がかけられぬ二人。『隙間なき清いもの』がもつ罠の話は、なかなか痛烈。では一見やりたい放題で、家臣にとって扱いやすい『名君』ではない熊田家中はなぜ、それでも一枚岩なのか。そして会話を重ね、知らぬ間に薫陶を受け変わりつつある和泉は、『真の筆頭家老』となるべく殿の気持ちに添えるのか。2012/08/23
てんてん(^^)/
11
殿がかっこよすぎます。野営の後始末の手際のスマートさ、惚れてしまいますねー。洞察力の鋭さ、肝の据わり方。そのクレバーさに同居する稚気が何とも言えずチャーミングなんだなあ。 だんだん江戸が近づいてきたけれど、まだまだ気になることばかり。先が気になります。2012/09/02
ごま
11
面白かった~殿の魅力は相変わらず、いや益々か。和泉が少しずつ地に足をつける一方、九作は自分の主について思うところあり。早く心のままに生きれる場所を見つけてほしいな。それにしても単純な絵と線に思えるけれど、富士山周囲の絶景が私にはリアルに迫ってくる。写実的でなくても伝わるってすごいなぁと改めて尊敬。2012/09/01
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