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内容説明
一人前の仏師を目指す傍ら、ひょんなことからフィギュアの原型師として、その腕を振るう事になっってしまった奈良崎玄造(ならさき・げんぞう)。そんな彼をフィギュアの世界に引き込んだ仏像オタクの三蔵法子(みくら・のりこ)。彼女は、玄造を起用して展開した仏像フィギュアで自分の欲望を満たし、会社からも評価される。だが、亡き父の遺志を継ぎ仏師を目指す玄造は、どっちつかずの現状に疑問を感じていく。果たして玄造の進む道とは――。めくるめく造形の世界を描いた仏師漫画、堂々完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユイ
1
仏像の「本物」とは何か。贋作の方が本物より本物らしく見えるのはたまにある事。えらくさっぱりとした最後でした。サクラちゃんは最後までサクラちゃんで。2013/09/21
すらっぱ
1
なぜたった4巻で終わってしまうのか…。とにかく細かいところまで面白いっていうのがミソ。カバー、扉絵、ほんのわずかなコマにすら、作者のこだわりがしっかりと入っていた。もちろんキャラ、ストーリーも完璧。惜しかったとすれば、仏像だけじゃなく、ガレージキットの方向にも掘り下げて欲しかったこと。あらゆる方向に展開できた漫画なだけに、いろいろ惜しい。でも、なんだかんだ終わり方も綺麗だった。できれば続編を…。2012/10/03
えんじ
1
数少ない模型まんが、ガレージキットまんがで、楽しみにしてたんですが、途中から、料理まんがにあるような 料理で悩み解決! 料理で勝負! 方向にシフトしていきまして、読みたいのと違ってきたなあ と思い始めたところで終わってしまいました。2012/08/31
りゅうせい
0
なんとなく覚悟はしていたがやはり打ち切り(;_;) 地味すぎたのか、最後のコンテストみたいな展開で人気落ちたのかなぁ2015/04/30
.cell
0
仏像とフィギュアという異色コラボは面白い試みだった。 この感じならもう数話あれば、3Dプリンターをネタにした話を展開したりもできたのかもしれない。可能なら読んで見たかった。 作者のあとがきを引用するなら、確かにこれはチャーハン漫画だ。2015/01/10