内容説明
弟を普通の人間にしていただきたいのです……鳴神真人(なるかみまこと)に害を為す者が事故にあうのは、自分たちが鳴神素十(そじゅう)の子であるから。姉の磯村小百合から聞かされた九十九乱蔵(つくもらんぞう)は、いざなみ流陰陽師の家元の血を引く素十と接触し、伝説の神霊能力者・戸田幽岳(とだゆうがく)とも相対する。四天降魔法とは? 変性女子とは? 過去の因縁で事態は複雑に絡み合い、凄絶な結末へ向かう。乱蔵は少年を救えるか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うちのたま知りませんか
5
読了。 羅門の正体にびっくりした。2014/05/04
こうよう
2
相変わらずグロくて迫力ある描写が良い。 前巻までは短編で本作は長編だけど、その分物語に深みが出ているように感じた。 長編ではあるけど、テンポよく進んでいくので一気に読み進められた。 ★★★★☆2025/05/23
ジーク
2
獏さんの作品は、ついつい買ってしまいます。ここにも九十九がでていたのですな。う~む、シャモンがなかなかの存在感を出してるところも良い。2014/02/11
Ryosuke
1
松2018/05/11
ゆご
1
かなり乱蔵が暴れた巻。円空拳もでたし!2015/06/15