ビーズログ文庫<br> 革命は恋のはじまり1 ~え? 後宮解散ですか!?~

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ビーズログ文庫
革命は恋のはじまり1 ~え? 後宮解散ですか!?~

  • ISBN:9784047281929

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内容説明

オズトゥルク帝国の後宮で、お気に入り様になるべく日々肌を磨いていたナクシュデルは、ついに皇帝から初のお召しを受ける。いよいよ寵姫の夢に近づいた!! ところがその夜。皇帝を待つナクシュデルの前にいきなり武装した男が駆け込んできた。後宮になんで男性が!? 驚くナクシュデルを前に、国防軍の少尉だと名乗るその男、リュステムは「革命だ。皇帝はすでに逃げた」と告げる。--は? 今なんて? しかも「あきらめて俺の家に来い」ってあんた何者!? どん底からはじまる革命ラブ、第1弾登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蝶よ花You

38
貧困から身売りされた少女が、奇異な制度から国の皇帝の寵姫となるべく後宮に収まったものの、革命により後宮は解散。帰る場所も職も無く、天涯孤独となった少女がまず先に考える事が「さあ、明日の米をどうするか」。…いや、確かに合っているのですが、あまりに現実的で、悲壮感を顕にして助けに来る王子を待つライトノベルにありがちな展開を想像した出鼻を良い意味で挫かれた。確かに王子然とした相手は現れますが、無条件に美しさに惹かれるのではなく、彼女の本質を知り惹かれる様がとても良い。また一つ面白い作品に出逢えました。2015/11/03

葉月たまの

16
面白かった! 微妙にきわどい話、多かったけど! 後宮ものかなあ、それにしては最初に皇帝の人物紹介が全然ないなあと思ってたけど……まさか後宮解散したあとの話だったとは><。でも、ナクシュデルさんの人生、自分で掴み取ったとはいえ、昼はベリーダンスの伴奏の演奏家、そしてマネージャーみたいな仕事までして、夜は文字の読めない子の学校みたいなこともして、それをすごいやりがいある感じにしてるのがうらやましかった♪。リュステムさんも好きだけど、王大子さん、次巻はもっと出てこないかな♪。アブデュルさんはたらしかと思ったら、2012/12/06

はなりん

15
別レーベルのシリーズは恋愛要素が比較的薄いので、どうかなぁって思ってたんだけど、堅物な御曹司がヒロインの言動に赤くなったり、動揺したりする様子は、なかなかおいしくいただけました^^。この二人の今後の展開が楽しみですね。2012/11/18

幸音

14
積んでいたけどようやく手をつけたシリーズ。後宮育ちである意味箱入り娘なナクシュデルと、革命の夜に出会った堅物な少尉リュステム。政治メインのストーリーだから、思ったよりサブタイトルから受けるラブコメ度は少なかったかも。革命で追い出される事態になったナクシュデルが、後宮で身につけた教養や芸事を武器に生きようとする姿勢がかっこいい。たまに漏れるリュステムの本音にたまらなく萌えた。特に最後のはずるい。端から見ればとても焦れったいカップル未満の2人ににやにやした。元お気に入り様のアイハンのキャラクターも好き。2014/06/21

みみずく

10
後宮に入って7年。皇帝から初のお召しを受けたナクシュデル…だったのに革命が起こって後宮解散!という始まりからとても面白かった。親に売られて後宮入りしたことで失ったものもあるけど得たものが多いのも事実。そしてその得たものの後ろ盾が一夜にしてなくなり、途方にくれるかと思いきやすぐに気持ちを切り替えるところが頼もしい。ナクシュデルがとにかくガッツがある。ヒーローの学生将校リュステムは真面目で一本気な行動派ナクシュテルといい相性。ただライバルも出てきてしまったのでどうなることやら。楽しみ。 2018/10/07

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