ビーズログ文庫<br> 革命は恋のはじまり3 ~告げる想いと自立する願い~

個数:1
紙書籍版価格
¥638
  • 電子書籍
  • Reader

ビーズログ文庫
革命は恋のはじまり3 ~告げる想いと自立する願い~

  • ISBN:9784047288072

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

リュステムへの想いをついに自覚したナクシュデル。けれど、大統領の息子と、元後宮出身で舞踏団に所属するナクシュデルでは、大きな身分の壁がある。そんななか、リュステムの母からナクシュデルに、学校の教師にならないかという誘いが! リュステムには賛成されるが、”黄金の寵姫”として舞踏団の評判をあげているナクシュデルはうなずけなくて……!? どん底から始まる革命ラブ第3弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蝶よ花You

35
糖度が割増し、くすぐったさも増す(笑)。これがもう可愛くて可愛くて、でも、焦れったいとかじゃなく、二人なりのペースと思えるスピードで気持ちを育んでいて、とても心地良いくすぐられ具合。物語の地盤が地に足のついた設定だから、恋愛の展開も浮ついて無く、この物語らしい二人の距離の縮め方で安心して読めちゃうんですよね。物語の展開としても、全五冊中の三冊目で糖分割増展開に持ち込み、同時に地盤の変化期を迎え、残り半分で地盤固めと恋愛展開の発展に進めるペース配分が巧い。糖分に関しても他の点に関しても、悉く美味な作品。2015/11/19

みみずく

15
革命後の新しい生活である舞踊団のお仕事も軌道に乗っているけれど、この先の舞踊団のあり方なども考え始めるナクシュデル。そんな折思わぬオファーを受けてさらに真剣に考え始めるナクシュデルだけど、気持ちは決まってるんだよね。でも、それを今決めていいのか…と悩むのは誰しも共感するところ。波風たっても自分優先で決めていいんだよ、と自分にも(何故か)言い聞かせたり。いつもどっしり構えているアイハンが今回も素敵だった。そして中々出てこないりリュステム兄が本格的に気になってきた。2018/11/17

幸音

14
シリーズの中で一番お気に入りの表紙。ナシム夫人から教師にならないかと誘われたナクシュデル。リュステムからの告白は唐突だったけど、挿絵共々素敵なシーンだった。端から見れば完全に両想い状態で焦れったい2人だったけど、ようやく一歩進んだ。親公認になるために2人共がんばれ。レオンティウスの行動で、やきもちを妬くリュステムがおいしい。商売敵の練習に参加するアイハンの女王様な態度が面白い。ナクシュデルの決意によって舞踏団の行方が気になっていたけど、潔い決断なので予想外で驚いた。おまけ漫画には笑わせてもらった。2014/06/29

ゆり

10
おや、意外とストレートに進展が!決めるべきところは決めてくれるリュステムが格好良かったです。きゅんとしました。アイハンとナクシュデルの関係がなんだかすごく好きな私です。ふたりともシリーズ開始時からは思いもしなかった方向に人生を歩みだしましたが、さて、先を読むのが楽しみです。メルエムとミュジテ、ナクシュデルを無邪気に慕う可愛らしい女の子は心の癒やしです。リュステムのお兄さんがちょっと気になるキャラですねえ。2013/11/24

はなりん

10
ついに二人が恋人に!リュステムの嫉妬がニヤニヤしますねぇ。さて、両想いになってしまったけど、この後はどう展開するのかしら?王太子は二人の仲をわかってて引かない感じだし・・・。次は、王太子と同じ大学に通うようだし、もう一波乱?あとがきの後、おまけ漫画が楽しかった(笑)。先輩に告白やキスを報告するリュステムがかわいい。2013/08/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6424051
  • ご注意事項