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内容説明
「盗作」の危険は、常に創作者のそばにある。著作権とは何か!?ガラにもなく九頭が真面目に取り組んだ、『盗作の深層』!!就職氷河期のオタクの運命、『隣の悩み』を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
60
こないだKindle無料で『弁護士のくず』シーズン1の1~3巻を読んで大変に面白かった。古本屋の100円棚を見たらこれがあったので、シーズン1も読了せぬままシーズン2の4巻を読んだ。連作短篇だと思っていたら、ほぼ1冊丸ごと盗作問題篇である。調べてみたら、この連載当時にこの漫画を「自著の盗作である」と訴えた弁護士がいたそうである。その反論を見事な漫画にしている井浦秀夫の凄さ!。自作の漫画『少年の国』を使った盗作&著作権入門になっており、表現を志す人は必読の書である。私も盗作と著作権の良い勉強になった。2016/04/23
モキチ
4
「まともな人間は人の悪口ばかり言ってると、自分も傷つくように出来てるんだ」うーん、深い。アレだな、正義やお題目云々抜きにして自分の為にもしない方が得ってことなのかな2012/07/19
りす
2
この巻は著作権の話が大半なんだけど、好きなのは一話目のアパートの隣人の話。安アパートの隣室に小さな子供とよく鳴く犬がいたら確かにきつい。でも夜にお母さんいなくて泣きながらその子供に頼られたら?家の安アパートの隣室は毎週末、若者達が徹マンにあけくれるので寝不足です。2016/10/26
maido-happy
2
実際に訴えられた事件をもとにしただけあって細かいが、著作権法はあまり実生活には役にたたなさそう。2013/05/30
pochi
1
自分もこの分野とは無関係でないのだけど、 「アイデアはパクってもいいんだぞ」なんて本当に知らなかった! 大変ためになりました。 実際に経験したであろう苦労が随所に表れていて、力作だと思います。実際の和解もあのように円満だったんでしょうか。 2014/12/28