ビッグデータの衝撃 巨大なデータが戦略を決める

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ビッグデータの衝撃 巨大なデータが戦略を決める

  • 著者名:城田真琴【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 東洋経済新報社(2013/05発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492580967

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内容説明

クラウド、ソーシャルに次ぐ第3の、そして最大の潮流――

すべてがデータ化される「ビッグデータ」の世界で、いま何が起きているのか?

世界中の企業が、データの重要性に気付きつつある。

データの作成・収集・蓄積・加工・分析がかつてない低コストで可能になった結果、データを適切に活用できるかどうかは、企業規模やカリスマ経営者の有無よりもはるかに重要になった。

いち早くデータの重要性に目覚めたGoogle、Amazon、コマツ、リクルートなどの勝ち組企業に、他社はどうやって追随するのか?すべては「ビッグデータ」への理解と利活用にかかっている。

ベストセラー『クラウドの衝撃』の著者が、勝ち組企業の新常識を鮮やかに解き明かす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆ゆう☆

59
スマートフォンやタブレットが浸透してきて、自分たちの情報やデータをインターネット上に残すことが増えた。閲覧履歴やSNS情報、またデータアグリゲーターを活用することで、いくらでも多様な情報が入手できる。大量の顧客データをストックする技術が発達した今、データをどう抽出して、分析して、それを基にどんなサービスを創るか。企業がビッグデータをどう調理するか/するべきかが問われる。だが、ビッグデータとプライバシーの問題は常に隣り合わせにあることは忘れてはならない。透明性の確保が今後ますます求められる。(Kindle)2014/07/22

Miyoshi Hirotaka

48
仮に、「雨の日にはアイスクリームが売れる」というデータがあったなら、雨の日には品揃えを増やせばいい。ところが、「アイスクリームが売れる日には水難事故が多い」というデータだったら、品揃えを減らしたところで水難事故は減らない。このように真の因果関係にたどり着くには、数字同士のメカニズムを探り出すことが必要。そのためには、膨大なデータを整理し、さまざまな角度で分析して仮説が成り立つかどうか検証しなくてはならない。さらに、分析の結果、得られた洞察を的確なアクションに結びつけられる組織体制と企業風土が課題となる。2015/06/03

Kentaro

36
一般的にウェブ上のデータ収集はリアル世界でのデータ収集に比べて容易である。今後はセンサーなどモノの状態を把握可能な技術の進展・普及により、リアル世界でのインタラクションデータの活用が進む。スーパーマーケットでは、カートに取り付けられたICタグを利用して収集した店舗内の顧客動線データを、POSなどの売上データと突き合わせることにより、購買に至った理由、至らなかった理由を分析しようとする取り組みが始まっている。あるいは、前述したように、監視カメラの映像を解析して、店内の顧客の行動を分析しようとする動きもある。2020/02/25

akira

22
数年前に話題になった一冊。非常に面白かった。フェイスブックやアマゾンの見えない凄さを目の当たりにした。サービスの良さだけではなく裏にいる戦略家たちとエンジニアたち。あらためて企業構築における巧さを知る。なんとなくそう思うという勘。誰が担当になろうが回るシステムを作るならば、不確定要素は無くしていくべき。「一個人のセンスよりも数千万人のデータを信じる」2017/02/25

まゆちん

21
「統計学が最強の学問」を読んで足りないと思っていた事例が豊富に、かつ仕組みなどについても具体的に書かれていて満足出来ました。実例の紹介がメインだが、それに対する問題点なども提示されており、解りやすい内容だったと思う。ネットなどで個人のデータを取られることは怖いと思う反面、それをうまく活用していく術を身につけなくては。。。使われるだけでなく、使う側にならなくてはですね。2013/09/28

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