内容説明
報道の裏側に潜む巧妙なトリック!「情報操作大国」アメリカでいま何が起きているのか。
目次
序章 「ウソ臭さ」と「真実性」の間
第1章 米国における「情報操作」のルーツ
第2章 第2次世界大戦とベトナム戦争
第3章 パナマ侵攻と湾岸戦争
第4章 「9・11」とイラク戦争
第5章 誰がための戦争
著者等紹介
川上和久[カワカミカズヒサ]
1957年東京生まれ。東京大学文学部社会心理学科卒業。同大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東海大学文学部助教授を経て、現在、明治学院大学法学部長
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感想・レビュー
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すーさん
0
政治家が如何にして正当な理由で民衆の賛同を得つつ戦争を始めるのか?そのためにシナリオ作成し、巧みに小さな事象を積み上げて、世論を動かしているのが分かった。当然ながらまずは結論があって、そのための施策・手段としてマスコミを通じて情報が流されていく。受け止める側はどうすれば政治家の意図を先に知ることができるのか?2017/05/16
めっし
0
仕事読書。イラク戦争だけでなくアメリカのメディア・コントロールの事例を時系列で紹介。いくつか新しい情報もあり収穫あり。湾岸戦争時の「ナイラの証言」の朝日新聞は図書館で原本を仕入れた。ユーチューブでナイラの証言の様子を見たが、「女の子の涙」のインパクトはすごいものがある。ちなみに日本語版では「ナイラの証言」はなく、英語版で発見。
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