講談社X文庫<br> 式霊の杜

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講談社X文庫
式霊の杜

  • 著者名:いちだかづき【著】/天領セナ【絵】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2012/07発売)
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  • ISBN:9784062867221

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内容説明

麗郷大陸の北の果てに生まれながらにして特殊な能力を持っている「式使」が暮らす集落、「式霊の杜」がある。彼らは「式」の力をもって、大陸を統べてきた覇王にその力を貸していた。 式霊の杜の幼なじみの張良と西緒が式使という運命に翻弄されながらもお互いを求めあっていく愛と戦いを描いたファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

31
あまりに大きすぎるものを持った巫女と、大きなものを背負ったまま健気に生きる少女と、背中に負ったものを無視して生きる青年と、それから何も持たない空っぽの王様と。それぞれが出会いを果たしたはじまりの物語。孤独で孤高の巫女は信頼する友を得て、少女はその健気さで少しずつ一緒に荷を持ってくれる人を得て、青年は自らの背にあるものをそして周りの人間の持つ荷の重さに気付き、空っぽの王様の周りには、沢山の仲間が。項羽と劉邦。虞姫。張良。名前の知られた者と、その影に隠れた数多と。否応なく因果は交差する。からころと、音たてて。2012/12/02

マムみかん(*ほぼ一言感想*)

18
読メの献本で頂戴した本です。 いちだ先生、ありがとうございました!! 実は、この作品の時代背景になっている歴史は、宝塚歌劇の『虞美人』という舞台で知っている程度。 そこでの張良はクールで怜悧な策謀家で、こっちの簫何みたいな感じだったんですよ(笑) でも、日常生活や恋に疎い張良も、人間くさくて良いですね。 西緒も、辛い宿命を背負いながらも健気で可愛い。 ダダとのコンビも面白すぎ(笑) 続編も期待します♪ 2012/06/29

マサキ@灯れ松明の火

13
さてさて、中国の「楚漢戦争」を題材としたファンタジーにしてアクション有りの物語です。「三国志の時代」ではありませんよ(笑)案外間違いやすい時代ですね(笑)主人公の西緒‥健気ですね。張良さん一筋です。虞姫さん…存在感あり過ぎ(^^;)この終わり方‥続編ありますか?2012/11/06

瑪瑙(サードニックス)

13
献本。伝説の美貌の軍師張良の妻西緒を主人公にしたファンタジー。とても面白かった。是非続きが読みたいです。麗郷大陸の覇権を争う項羽・劉邦・田英。そしてその背後で密かに動く不思議な力を持つ式使達。式使の中でも忌み嫌われる立場にある西緒の、張良に対する愛がなんとも切ないです。根底に流れる“悲しみ”のテーマの中で、ダダと西緒のやり取りが面白くて少し救いです。項羽と虞姫の夫婦もなんとも不思議な取り合わせ。とりわけ虞姫は恐ろしい存在ではあるけれども、凄く魅力的で今後が気になります。いちだ様、是非続きをお願いします。2012/09/07

わぴねむ

8
献本でいただきました。項羽と劉邦の時代を舞台にした、ファンタジーもの。登場人物がみんな個性的で、テンポもよくて読みやすかった。けど、その分駆け足で終わってしまったカンジでさみしい。続編がありそうな雰囲気だったので、楽しみです。2012/06/30

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