にこたま（４）

著者名：渡辺ペコ【著】

講談社（2012/08発売）

• ISBN：9784063871050

内容説明

卵巣腫瘍の手術をした結果、妊娠しにくい身体になった浅尾温子（あっちゃん）。交際9年の岩城晃平（コーヘー）とも同棲を解消し、独り暮らしを始める。一方、仕事を辞めた妊娠中の高野ゆう子（たかのさん）は、田舎の実家に戻り、独りで子供を育てる準備をするが……。出会いも別れも三十路の転機。レンアイもケッコンもなくなった最後の思春期、第三次性徴白書！！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[yoshida]

あっちゃんは同棲を解消し別に部屋を借りる。しかし別れた訳では無い二人。コーヘーはあっちゃんとの距離を戻そうとするが、徐々に二人の空気は離れていく。そんななか、あっちゃんは行き着けの蕎麦屋の息子である石田と距離が縮まる。石田と飲みに行った帰り、あっちゃんのアパートの前で待っていたコーヘーと会う。しばらくしてコーヘーから別れを切り出されるあっちゃん。大概はそうなるかな。縮まるあっちゃんと石田の距離。できればあっちゃんとコーヘーは元に戻って欲しい。しかし、二人は抱える問題が重すぎるかな。

2015/03/16

[wata]

あっちゃん人生リセット！？簡単に忘れられないしツラいし、かといってそのままもね…イケメン蕎麦屋さんとの新たな出逢い。どう？

2015/02/09

[くりり]

晃平のプロポーズを断り、同棲解消、そして...お酌のタイミングが上手なのって気持ちいいよね♪

2015/01/31

[manamuse]

うわっ！コーヘーの奴…そうきたか…。逃した魚は大きいぞ作戦か？「あなたもしあわせになりなさいね」村治さんのセリフが沁みた…。

2022/02/12

[かに]

途中のわけわからぬ妄想にけっこう共感する。予想を超える現実にぶち当たったとき、思考がむちゃくちゃな方向にとんでくこと、よくある。

2014/05/17