GA文庫<br> 彼と人喰いの日常3

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GA文庫
彼と人喰いの日常3

  • ISBN:9784797369922

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内容説明

「主も随分と慣れたものじゃのう、人を殺すことに……ケケケ」 美しき人喰い・黒衣との契約に従い、ついに四人目の生贄を捧げた十夜。徐々にこれが“日常”だと受け入れつつある自分に絶望する日々。そんな全てを諦めてしまったかのような少年に、それは何気なく、ごく当たり前のように飛び込んでくる―― 「十夜君おはよう」「立夏? なんで…………?」 そこには十夜との記憶を失ったはずの最愛の幼馴染・立夏の姿が!? 果たしてこれは、十夜が待ち望んだ夢なのか、それとも一体……? これは、人喰いの妖とその主である少年の“無情な日常”の物語。「フム、じゃから人間は面白い」 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

半熟タマゴ

9
十夜は立夏の為だと容赦ないですね。それが新キャラで、あの人の妹だったとしても。でも最後には再登場してたし、とりあえずは助かっているのかな。葵の今の状態からすると全く安心できないけれど。どんな結末を迎えるのだろう。2015/08/05

タク

7
十夜が事あるごとに「最低だ」と口にするのは覚悟足りねぇなと思わなくも。実は黒衣の問いかけが一番のアリバイ作りになってるし。イジワルな言い方ですけど2012/12/27

KEI

7
購入。4巻購入前に読了。内容のわりには不思議と緊張感が感じられないんだよな。と思っていたからこそ、最後の決着のシーンが際立った。うん、素晴らしい。何よりも立夏の幸福を優先する十夜の、誰にも理解することは出来ない幸福の定義。もう戻れないほど歪み壊れていたのか。彼が望みさえすれば何でも手に入るのに、そうしない。ピカレスクになれないピカレスク小説。某死神じゃなくても、人間って面白っ!!てなるわな。2012/10/19

Yobata

5
人喰いの黒衣との日常にも慣れてしまった十夜。真白とも仲良くなると真白のクラスに転校生が来て、その少女はなんと朱音の妹・因幡葵だった。そんなある日、十夜の最愛の幼馴染の立夏の記憶が戻るという現象が起こる。犯人は葵と目されるが動機がわからず対応がわからなくなる。そんな時、田中に喰わせる選択肢を与えられ…。どんだけ立夏好きなんだよwもはやストーカー入ってるよねwでも徹底さがないというか中途半端というか…立夏のためと言いながら自分をダークヒーロー化して自分の中だけで美化してるだけじゃねぇのw?本当に害するものを→2013/07/16

水無月冬弥

5
力を得ても流されない主人公だからこその最低の選択、と見せかけて強烈な引きが。ついに敵が登場の気配がしますが、どうなるんだろう?2012/05/23

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