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内容説明
高齢化、跡継ぎ不在、税金問題等の理由から、荒れた田畑、いわゆる耕作放棄地が増えている。農地法の壁や農家の慣習もあり、他人への貸与や転用は難しい。そんな中、付加価値のある農園等で、一般市民と農をつなげるビジネスを立ち上げた若者がいた。その先に目指すのは農の再興だ。新しい手法で切り拓く情熱ベンチャー物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
40
著者の行動力と先見性に感服します。農業ビジネス関係の著書は自画自賛の武勇伝的な本が多い中で、本書はこれまでの農業ビジネスにない視点と手法でのビジネスを成功させたことについて書かれています。地産地消ではなく自産自消のビジネスモデルは他の業界にも広げることができる考え方ですね。DYIなどは自作自消であり、同様の考え方が根源にあるのではと考えさせられました。農業関係の書籍の中では久々に刺激がありました2024/10/31
しゅわ
8
楽しい事をしていると人がたくさん集まってきます。それを仕事にしている感じでした。求心力もすごいし、それを巻き起こす仕掛けをたくさん作っているのもすごいです。楽しく、せめて楽しそうに仕事しないと人が集まってこないのかもしれないです。2016/11/22
たらこりっぷ
4
日本の農業がこれからどうなっていくのか、世の中の多くの人たちはたぶん真剣に考えたことがないでしょう。自分も含めて。自分たちの食べるものが、これから十分に確保できるのか、本当はかなり瀬戸際に来ています。そんな中で、若い世代の農業への挑戦は心強く感じました。これまでとは違う新しい切り口で農業をとらえようとする姿勢にも賛成です。でもこの手の本って読む人が少ないので残念です。2012/07/06
Yasushi Orihara
2
耕作放棄農地をなくし、自給率を上げることを目的に立ち上げたマイファームの貸し農園事業を始め、若手起業家西辻さんの夢が語られています♪一気に読ませてくれます♪2015/08/13
masa
1
10冊目読了!2017/05/21




