内容説明
あの、サマーアの空が砕け落ちた日の前後、ケナファでは何が起きていたのか? アライスたちの“その後”も描かれた連作短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
45
かつて人々の夢の上を駆け抜けていった姫君がいた。今は王となった、金色の髪の美しい姫君。そして、彼女に夢を託した人々がいた。最たるが、六騎将。彼らもまた、誰かに託された夢の上を歩いてきた。優しい家族、啓蒙の師、他にも夢を託した人はたくさんたくさん、いた。その全ての人が彼女が治める平和な世の中を知るわけではない。今はまだ知らない、その胸の花。そして、この後に続く物語もまた、今はまだ知らない。だけど、ずっとずっと繋がっていく。人は誰かの夢の上を歩いて、誰かが歩く夢を作っていく。これからも、ずっとずっと。永遠に。2012/10/25
ゆきちん
40
絶対に本編の後に読むべきスピンオフ。サウガ城ケナファ騎士団の6人の隊長たちの過去のお話+α。個性豊かな6人の隊長たち。本編が終わって油断してたら、それぞれの過去がわりと重くてやっぱり泣かされた。そして、本編のその後がわかる部分があり、とても嬉しくなった。そうか!良かったよ!って。そしてその勢いで読後感はすこぶる良い。 二段組びっしり4冊、読み応えあったけど、面白かったです。2017/10/14
たるき( ´ ▽ ` )ノ
38
シリーズ外伝。そういうことだったのか・・・!これを読んで、初めて物語は完結する。あの手紙を読めたからこそ、彼の矜持や大切なものがわかる。「おかえりなさい」に涙が溢れた。本当に、本当に素敵な作品。2023/12/06
まりもん
35
外伝というだけあって本編で主役ではないけれど活躍した六騎将の過去というか背負っていた人生の背景が解って良かった。2012/04/25
秋製
28
シリーズ物。短編の番外編集。 彼らには、こんな物語があったのか!と、本編を思い返しながら読んだ。2014/02/28
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