内容説明
グウェンの婚約パーティ会場に、社交界の人気者デクラン・ナイトが現れ、その黒曜石のような冷たい瞳で彼女をとらえた。今やプレイボーイとして名を馳せる彼は、以前とはまるで別人だった。8年前、恋人を亡くした悲しみをまぎらすため、デクランは私を抱いた。情熱の余韻が消え去ると態度を一変させ、私をふしだらだと罵った……。屈辱的な記憶を押しやり、グウェンは深呼吸した。早く言わなきゃ――婚約者スティーヴが私の全財産を持ち逃げしたという、前代未聞の醜聞を。人々が期待に目を輝かせる。だが、青ざめ、身をこわばらせた様子は幸せいっぱいな未来の花嫁に見えるはずがない。そのときデクランが、突然グウェンの手を取り、優しくキスをした。「僕は幸運な花婿です」場内はどよめきと歓声に包まれた。■〈ナイト家のスキャンダル〉は、華麗なる名門大富豪3兄弟のセンセーショナルな恋を、北米で人気急上昇中イヴォンヌ・リンゼイが描く3部作。『秘書とボスのクリスマス』に続く2話目です。
感想・レビュー
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