角川ホラー文庫<br> 粘膜戦士

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角川ホラー文庫
粘膜戦士

  • 著者名:飴村行【著者】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041001776

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内容説明

占領下の東南アジアの小国ナムールで、大佐から究極の命令を下された軍曹。抗日ゲリラ、ルミン・シルタと交戦中、重傷を負い人体改造された帰還兵。複雑な家庭事情を抱え想像を絶する悲劇に見舞われる爬虫人好きの無垢な少年。陸軍省の機密書類を盗み出そうとして捕らわれた2人の抗日分子。そして安住の地を求めて山奥に辿り着いた脱走兵……。戦時下で起こる不可思議な事件。目眩く謎と恐怖が迫る、奇跡のミステリ・ホラー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

185
あいかわらずのグロさとエグさ!まあ、過去のシリーズよりは、グロさもエグさは抑えられてますね。これまで出たシリーズの登場人物のプロフィール要素が強く、ちょっとしたOB会ですね。なんにしても読むのがしんどい!ホントに誰だ!このシリーズを俺に薦めた奴はどこのどいつだあい!おまえかあ!(にしおかすみこ風 古いか 笑)2019/01/06

gonta19

107
2012/2/25 Amazonより届く。 2017/2/6〜2/8 4年ぶりの飴村作品。粘膜シリーズ4作目。本作は「鉄血」、「肉弾」、「石榴」、「極光」、「凱旋」の5つの短編からなる連作短編集。「石榴」が一番よかった(えぐかった?)かな。これまでの粘膜シリーズとの関わりなどもあり、大きな粘膜ワールドを展開。続編に期待したい。2017/02/08

あも

93
再読。粘膜シリーズファン御用達…いやさ必携の初短編集。鉄血/肉弾/石榴/極光/凱旋。長編のみならず短編もキレッキレ。序盤からハイテンションでぶっ飛んだ粘膜ワールドを堪能できる。相変わらずのエログロ描写に拷問シーン。まともな常識人は速攻振り落として、ついてこれるやつだけついてこいや!な話たち。ナムールでの話が多く、世界観を更に深めてくれる。怖い物を見たいというのは危険を知る事で生存に利するという本能に根ざした感覚だとは言うが本当に飴村氏の小説のキモさは癖になるわ。上にちょいと文学しちゃってるとこがまた憎い!2013/12/05

H!deking

74
粘膜シリーズ4作目は短編集!過去の作品とのつながりもあって面白かった!へもやんつええな(笑)続けて粘膜戦士いきます!なんか寂しい(笑)2022/08/09

さっとる◎

48
粘膜シリーズ短編集。長編から漏れ出て描ききれなかった粘膜世界が、軍曹や帰還兵の弟や爬虫人を軸に展開される。粘膜好きならニヤリとできる短編集で、感慨深さすら覚える。一作目からだいぶぶっ飛んでいるのだが、シリーズをここまで読んで麻痺した感覚の方は「何だよおい、楽しいな」と読めること請け合い(笑)「ちょ、何言ってんの」のオンパレード(笑)お気に入りのセリフは「ヤバしじゃったっ、かなりのヤバしじゃったっ、~今が一番のヤバし状態じゃったっ」。安心安定の粘膜ワールド堪能♪2016/02/14

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