少年サンデーコミックス 最上の明医～ザ・キング・オブ・ニート～（８）

著者名：橋口たかし【画】/入江謙三【作】

小学館（2014/04発売）

• ISBN：9784091235466

内容説明

出産は全裸。さらにガムテで手足を縛られつつ、看護師にバシバシ殴られながらするのが一般的…我々、日本人からすると考えられないような文化の差、医療の差に義明たちは…！？この間のエピソードの多くは現実に基づくものがほとんど…リアルなアフリカがあなたを呼びこむ第8巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[星野流人]

エロい愛の表紙が目印の最上の明医第８巻は、前巻に引き続きケニア編。劣悪な状況の中で目の前の命を救うべく知恵をしぼる義明の姿には感動を覚える。それにしても……苦労して命を救ったり産み出したりしても、１日後すらまだ生きているか分からない状況なんて……この上もなく過酷だな。アフリカの出産とかの様子を見ていると、日本がどれだけ丁寧で恵まれたところなのかが分かるね……。大統領の息子はどうなるのだろうか。続きがきにね。

2013/02/05

[ごんた]

第１部の「最上の名医」では純粋な医療技術の話が中心だったのに対し、第２部の本作では、医療の社会的背景に踏み込まれていて引き込まれる。医学会のヒエラルキーは想像以上に堅いのだろう。アフリカの医療の実態にも驚き。こんなにも恵まれている日本なのだから、たぶん日本にもたくさんいる情熱と才能のある医師たちが、本物の医療を追求できる環境にもっともっとなっていってほしいと感じる。

2012/04/28

[kinoko]

3.5

2012/02/20

[上岡ゆりのき]

やっぱり、面白いけど深く考えさせられる話。ケニア編は特に節々にやりきれなさを感じる展開も多いけど思わず読んでしまう。信念のある人の強さって、憧れます。

2012/02/17

[3939タスタク]

あっちって、賄賂至上主義な所があるし、昨日助けた命が今日は失われてたりする。アフリカでは日常茶飯事なのかもしれないが、民族間の紛争というのは結構厄介な問題なんだろう。　こういう場所で医師に求められる資質とは、腕の良さもさることながら、柔軟な対応力なんだろうな。　

2012/03/21