内容説明
魔王封印のために創立された『ダミニチュア戦士養成学校』。この春、その『弓術科』に入学したわたしことミカの冒険に満ちた学園生活がまさに幕を開け……ってアトラっ、弓をそんな風に使っちゃダメ! ヌンキくん、弓術にクロスボウは反則だよっ。あぁっパルちゃんも的を爆破しないで! はぁ……こんなわたしたちは、弓術科です。魔王復活まであと五十年。凪の日々を油断と隙だらけで送る、斧よりマシなキュージュツカ! SSS仕立てで開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星野流人
19
GJ部が4ページラノベなら、こっちは見開きで1話が完結する2ページラノベだ! な、なんだってー!? というわけでファンタジー世界を舞台にした、弓術学校の物語。2ページだなんて無理しやがって……と思いはしたものの、読んでみると意外にも2ページできちっと物語が成立している。ストーリー物を2ページずつ区切っているだけではあるものの、大なり小なり2ページごとにオチがつくため、単に長編にしてしまうよりもメリハリがついていてよかったのかもしれない。2013/01/26
ぺぱごじら
19
昔、勇者の一行が魔王を封印しました。封印は100年後に解けるため、世界は魔王再封印(できるなら倒す)の為に、学校を作って人材育成を始めました。学校には剣術・槍術・体術・魔術などの人気学科に混じり、不人気の斧術(笑)、そして『斧よりマシな』でも微妙な感じの弓術科がありました、というお話(笑)。見開き2Pの超ショートストーリーで構成され、挿絵も4コマという異色作。短くすることで面白く出来ているように感じます。纏めて読むより、時折覗き見て、時間かけて読んでみたら楽しめました。鹿っ娘と曲線フェチ先生がツボ(笑)。2012/03/11
1_k
10
そろそろ目新しさがなくなってきた四コマ小説。この手の日常系は高いセンスと面白さが求められるので難しいのだが、本作は私にとっては喉のすぐ出口まで笑いが上がってきたがそこで止まってしまった程度のぎりぎりアウト。目の付け所が良いのはよく分かるし、王道の構成でやるともっとつまらなくなるだろうことも分かる。面白くするコツも弁えて、ふんだんに工夫も見られる。でも、それを分かった上で、純粋な読者としてはギリギリ及第点には及ばなかった。難しいところ。次回作に期待。2012/02/19
シュエパイ
9
四コマ小説、弓術系。魔王復活まで残り50年。伝説の勇者にあやかって創立された学園の、下から2番目人気な弓術課(微妙w)遅れてきた同級生のインパクトが全てを持っていったような感がw コンニチカホカホ!とかもう、このネタだけで全部引っ張れそうな気さえするよっ!あぁ、緩々楽しげなので、続いてほしいなぁ。後、出来れば弓でアンコウをさばく妙技をぜひ・・・!2012/01/29
中性色
7
日付登録用。感想は後日2019/10/22