内容説明
男は美しい妊婦から羊水が漏れないように”栓男”になることを頼まれた。桜、向日葵、秋桜、寒牡丹……四季を彩る花々と妖しき女たち。世にも淫靡な妄想と狂気の官能小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさきち
28
少々ずれた、それでいて隠微な雰囲気に満ち溢れた恋愛短編集でそれぞれの話を読み終える毎になんだか不安な気持ちにさせられました。でもどこかで惹かれてしまうのもまた事実で足を踏み入れてみたい世界観でした。2014/04/16
チャーリー
1
何とも悩ましい物語。聖女綺譚、最後はどうなったのか・・・。2016/09/05
しゅう
1
まあまあ。B2014/07/09
Peony Bacchus
0
ファンタジーの世界か。入り込めなかった。2015/12/10
カミツレ
0
同じ作者の「珈琲屋の人々」がよかったので、こちらも読んでみた。ガラッと違うね(当たり前)。江戸川乱歩に影響されたであろう語り口で、妖しく退廃的な官能の話が4編。3話めの「待つ女の涙」が展開が多くて、クズな男を飲み込む女の官能と情念が詰まっていて、一番おもしろかった。