ヤングジャンプコミックスDIGITAL 傷だらけの仁清 15

著者名：猿渡哲也【著】

集英社（2014/10発売）

• ISBN：9784088792606

内容説明

暴漢に刺され意識不明の仁清。脳裏にはヤクザの道を歩み始めた、若かりしあの頃の記憶が…。坂巻組長との出会い…。仁清に行儀を教え、成長を見てくれた恩人の死…。漢・仁清を育んだ至極のドラマが明らかに！　そして病院で目覚めた仁清。その横で円城寺の友人、片岡が涙を流す。その理由とは!?　熱き漢のドラマ、ここに完結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Norykid]

『便所に行く時ってのは皆焦ってるから、ついつい便器を汚しがちになる。でもよ、こうやって花の一輪でも差してあるとよ、気持ちが少し落ち着いて、便所を綺麗に使おうと思うし、仮に汚しても自分で掃除をするもんなんだよ。汚れっぱなしだと、どんどん汚れて行くだけだ。ヤクザだってそうだぜ。薄汚ねえ世界にいるからこそ、綺麗に付き合わなきゃなんねぇものがある。大切に守って行かなきゃなんねえものがある。』by岩政。任侠という擬似家族の世界は、扶助と束縛の両面で、実の家族以上に家族なのか……。人生訓に富んだ任侠漫画、堂々完結。

2016/03/14

[池野恋太郎]

回収というか穴埋めみたいな感じの最終巻だけど、ラストは良い感じに終わった。ママチャリの仁清さんが可愛い。暴力的だけど優しい面白い漫画でした。

2019/12/13

[Horizon09133]

円城寺の旦那も死んじゃった所は結局事故だったのかなぁ。玉堂も死んじゃってから単発ものになってちょっともったいなかったが、仁清が言ってることは腹の中に落ちるなぁ

2015/08/14

[地下鉄パミュ]

なるほど前巻で仁清を叱った理由がわかりましたね。話しが深い!!今巻15で完結しましたが読後感は良かったです。ちょっと説教くさい話しが多くなった後半。玉堂や円城寺が死んでからややネタ切れ感があったような気もしました。無事完結。

2013/07/03

[Mushroom blue]

えっ、最終巻だったのか！しかしほんと面白かったよなぁ…タフに比べて…。タフは…もうダメだ…どうしようもない…第一部で終わらせるべきだった…☆☆☆☆★

2012/04/09