内容説明
「和樹君……じゃあ、エッチしよ」「朝っぱらから何を言ってるの!」変態だらけの妖怪たちと戦う高校生退魔師の影森和樹は、今日もキュートで無口なサキュバス少女・亜璃紗からの大胆すぎる誘惑に困惑中。そんな彼らの前に、折神使いの退魔少女・小杜子が現れる。ヒカリの友人だという彼女は、姿の見えない妖怪にストーカーされているらしい。そこで和樹は犯人をおびき寄せるため、恋人のふりをして小杜子とお泊り&遊園地デート作戦を決行!! だが亜璃紗もヒカリも二人のいちゃラブを黙って見過ごすわけがない! 第3回GA文庫大賞受賞のノンストップ悶絶ラブコメ、メリーさんの残念トークもますます絶好調な第2弾!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
15
一巻に比べて、微妙に劣化したような気がしてちょっと残念。個人的には主人公とメリーさんの会話が大好きだったのに、メリーさんは別企画(?)にもっていかれて、そのシーンが全くなかったのが大きい。その他も、登場人物の変態度とか、会話の妙とか、全体的に劣化したような気がする。ただしまだまだポテンシャルは秘めているはず。次巻以降の巻き返しを期待して、継続します。あと、ターボ婆ちゃん最強なのは激しく同意です(笑)2012/07/06
王蠱
14
1巻より変態も恋愛要素もそしてちょっとだけどシリアスも確実にパワーアップしてる!感情のまま突っ走ってるように見えて実は一番大事なことは素直にいえないヒカリの最後のセリフは前巻で抱いたサブヒロイン的な印象を返上せざるを得なかった。充分にメインヒロインしてるよこの子。トリプルヒロイン(メリーさん含む)でこれからの展開が気になり過ぎる。ターボ婆ちゃんは外伝かスピンオフで本格バトルものとかやって欲しい。最強すぎる&かっこよすぎるだろこの婆さんw2012/01/14
コリ
11
相変わらずどうしようもない変態ばっかりで笑った笑った(笑)ヒカリの素直になれないもどかしさが微笑ましい。亜璃沙の和樹ラブっぷりが本当にどうしようもないな!真ヒロイン、メリーさんメインの話が読みたい(笑)2012/01/14
彩雲
9
従妹のヒカリがメインヒロインとしての資格を示した巻。いやぁ、驚きました。ヒカリのようなポジションの暴力系ツンデレは当て馬が順当だと思っていたのですが、私の中でヒカリ株急上昇です。さて、ターボ婆ちゃん最高。くそう本編に絡まないくせにー。いや、本編に絡ませるとバランス崩すから『スレイヤーズ!』のルナ姉ちゃんみたいなものか。でもって、メリーさんの変態さん面会記が楽しかった。3巻も楽しみです。<そこかい(w2012/01/28
ころん
9
パンツ泥棒の鎌鼬にストーカー天狗、ハードゲイな狗賓…と、今回も変態だらけでした。ヒカリの友達である小杜子も最後には「えー…」っていうオチが用意されてるし、まともな人がいないよ。ターボ婆ちゃんが人知れず世界の危機を救ってたり、メリーさんが色んな妖怪に会いに行ったりしてる一方で、ヒカリと和樹の関係が切ないなぁ。和樹がヒカリを異性として見ようとしない理由もわかるし、ヒカリのまっすぐな気持ちも痛いほど伝わってくるし。でも、なんだかんだ言いながら、変態な妖怪を退治するだけな気もします、これからも。2012/01/17