禅僧が教える 老いと死をたのしむ一句のちから

個数:1
紙書籍版価格
¥1,047
  • 電子書籍
  • Reader

禅僧が教える 老いと死をたのしむ一句のちから

  • ISBN:9784781607177

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

仏陀、医師、名もなき老人……人生の黄昏をみつめる100の言葉。この100の言葉が、あなたの不安を消してくれる──!宗教家の立場から、40年以上にわたり人の心のありようを探ってきた筆者。いま自身も老境を迎え、誰もが避けられない「老い」と「死」にいかに臨み、尊厳と充実感をもって人生の最終章を迎えるべきか、印象的な言葉たち=「一句」をもとに考える。本書におさめられた100片の「一句」は、古今東西、仏陀から名もなき一般人のものまで、「老い」と「死」に真摯に向きあって出てきた言葉だからこそ、どれも等しく価値がある。

目次

1章 老いと死を考える一句(夫婦に後悔がなければ人は死ねます。―あるホスピス医の言葉;死の扉以外の扉はみな閉めることができる。 ほか)
2章 病と老いの一句(ヒビの入った茶碗も大事に使えばもつものだ。―神戸の老婦人の言葉;白髪一本の発見は「老いるショック」だ。 ほか)
3章 死を学びにする一句(「死」は論理化可能であり、学びの方法はある;昨日まで人のことだと思いしに俺が死ぬとはこいつたまらん。 ほか)
4章 死別悲嘆を癒す一句(わし、お前と一緒になれてよかったよ。―ある老人の妻との別れ;ぼくは…じたばたして、虚空を掴んで、死にたくない、死にたくないと叫んで死ねるようになったよ。 ほか)
5章 死を生きる一句(君、地獄で生きていけるなァ。―玄沙師備の言葉;人は生きてきたように死ぬ。 ほか)