角川コミックス・エース 新機動戦記ガンダムＷ フローズン・ティアドロップ （４） 連鎖の鎮魂曲 （下）

著者名：隅沢克之/矢立肇

KADOKAWA（2014/01発売）

• ISBN：9784047158160

内容説明

【この電子書籍の中身はコミックではなく小説です】
数十年後の未来が舞台の『ガンダムＷ』衝撃の続編、第４弾！！　トロワ、カトルの後継となるフォボス、カトリーヌの過去が明かされる。リリーナの完全平和主義を実現させようと寝返ったカトリーヌ、その真相は――！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ロック]

今回はデュオ視点でデュオがファザー神父になるまでとゼクスの娘ナイナを預かる話が半分以上はあったが、相変わらず過去編が長い。しかしこれはAC暦からMC暦と火星に舞台が移ったことと、TV版からこれまで何があったを知る為には仕方がないことなのだけど、デュオがクズい。ヒルデをもっと大事にしてやれよ！という感じで割りとショックを受けるかもしれない。大人になり切れない大人という意味ではいいキャラしてるかもしれないがファンは悲しいかも。しかしこれがデュオって言われれば納得出来なくもないのか？何だかんだ面倒見は良い奴。

2021/08/08

[無銘]

ガンダムWの続編4巻目。前半で語られる本編後のデュオの駄目人間っぷりが半端無くて吹いた。それに付き合って波瀾万丈の人生を送ったヒルデはなかなかの大物だなぁ。現在では五飛が新MSエピオンパイでゼクス(なのか？)のエピオンと対峙。やっぱ彼は組織のお偉いさんというより生粋の戦士だよね。そして最後にヒイロとリリーナのわずかな邂逅。ヒイロにリリーナ殺害の任務が与えられた理由が明らかに。端的にしか語られていないが、この世界の平和維持手段はかなりアグレッシブだな。MSの設定画が欲しいなぁ。

2011/11/25

[千迅]

デュオ（ファザー）の半生が衝撃的。ダメ男になっちゃったのは、戦いの中に身を置かない生き方を知らなかったからなのか、元からの素質なのかは分からんけど、何となくTVシリーズの姿からそういう姿が想像し辛かった。そして、個人的には他メンバーの“その後”も詳しく知りたいな。

2011/11/03

[しき]

ヂュオのダメ男ぶりにがっかりしたのと、キャスリンに続いてヒルデまで、キャラのイメージを壊されてしまった感じがひしひしした。てか隅沢さんって、よっぽど男女カプファンにケンカ売りたいのか？でもまあ、リリーナとヒイロのつかの間の再会には萌え。うん、このカプはどうなろうと覚悟出来てるよ。んで、このまま続きも読む。

2013/02/12

[松竹バイバイ]

他の人も言ってるけど、どうしてもデュオがこうなるとは思えない。やっぱり、ＴＶはたくさんの人の力で作るもので、隅沢さん一人の力ではＷを再生出来ないって事なんだろうか。完全平和と闘争心のテーマも継承出来てない感じがするし、正直ちょっとがっかりだった。

2011/12/26