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内容説明
木を伐った。道を作った。鶏を飼った。野菜を育てた。囲炉裏を作った。カマドを作った。丸太小屋を建てた。サウナ小屋も建てた。横に風呂まで作った。──電気もガスも水道も無い広大な雑木林に入植した一人の漫画家が、男のロマン溢れる居住空間を作り上げるまでの数年間を綴った驚愕の記録!
目次
アウストラロピテクス期(A.D.2005~)(起源 下刈り1 緒戦 ほか)
ピテカントロプス期(A.D.2007~)(丸太小屋をつくる1 基礎 丸太小屋をつくる2 材木市場 ほか)
ネアンデルタール期(A.D.2008~)(鶏小屋の掟 カマドの儀 ほか)
クロマニョン期(A.D.2010~)(サウナ作り 健康の薪ストーブ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
onasu
8
「新」が付くのは、単に新幹線駅近くなだけ、とあらぬ感慨で読み出しましたが、ログハウス造りから始まる、山の暮らしを傍観できました。 鏡に映る、弛んだ体。人ごとでないですが、金でなく、時間と体を使って物作りをしていく。言うは易い田舎暮らし。憧れだけでは済みません。一見、無鉄砲にもみえるけど、やってやる、て自信とやる気に裏打ちされた行動です。無論、生活できてるから、この著作もあるのだろうけど。 漫画家さんだけにイラストもふんだんで、楽しい一冊。次作もあるとか。またプチ山暮らしを楽しむことにします。2012/09/18
とんかつラバー
7
漫画家が田舎へ引っ越してログハウスを立てたり鶏飼ったりの自給自足ライフを目指す。都会で疲れた人が田舎暮らしに憧れるものの、大体の人は挫折するが、この人は楽しそうにやってのける。エッセイだが漫画家なのでやっぱり漫画にしてほしい…と思ったら今漫画で連載化されてた
Yuji Hamano
6
ここまで徹底的に資本主義からの脱却をテーマに取り組んでいる人がいるとは!その実録を詳細なイラストを交えて説明してくれているので大変に参考となる。いくつも自分の中の常識を壊してくれたことに大いに感謝。2016/01/18
tamako
5
これは人類の太古の血を呼び覚ましてしまう危険な本。山林を切り開き、家を建て、畑を作り、薪を割り、暮らす。良いなあ。私には絶対無理だからこそ憧れる。2021/05/22
たま
3
憧れはするけれど、自分では絶対できない生活。それも男目線の生活と思いきや男性誌に掲載されてたんですね。2017/01/27