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内容説明
言葉の達人たちと語った豊かな日本語の世界
NHKのアナウンサーとして多くの番組を担当した著者は、今も言葉に関わる仕事をしています。言葉について書きたいことが山ほどあるという著者が、言葉を自在に操る達人とともに、日本語に関してのこだわりや上手に使うノウハウを、興味深いエピソードを交えて語り合っています。
言葉を通してのコミュニケーションがさらに豊かになるヒントが散りばめられた一冊です。
ゲストの十人と、主な言葉を紹介すると……。
山根基世「幼いうちに、肉声のぬくもりや響き、リズムなどを体に叩き込んでおくことが、生涯その人の言葉を支えることになる」。
藤原正彦「メールやインターネットを百万時間したところで、教養は身につきません。身につくのは情報だけ。教養というのは、活字文化以外からは生まれない」。
姜尚中「ケータイ文化は、いい面もあるけれど失ったものも大きい」。
他に、鴨下信一、半藤一利、檀ふみ、ジョン・カビラ、佐高信、落合恵子、田辺聖子の各氏が登場します。
初出は、「本の窓」に連載された「言霊」です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたん
1
各章、招いたゲストと言葉についての対談が書かれている本。著名な方々ばかりで興味を持ち読んでみました。自身、言葉や話し方が気になる方なのでうなずける意見も多くありました。反面、違和感なく使っている言葉も間違っていたんだと気づくこともあり日本語って深いなとも感じました。連想ゲームよく観てたなぁ。2012/06/08
ガミ
0
現代の言葉の使い方に関して、対談する形式の本で、作者やその相手のこだわりが伝わりました。参考になったのは、松平さんの対談のマナー。必ず相手の著書や番組に触れて、話を進めているので、相手の懐の入り方を学習できました。あと、印象に残った文言は、「日本にいる時に、きちんと日本の歴史や文化を学んでおかないと、本当に恥をかきます。」(P101)です。これからはもっと日本文学に触れていこう。色んな人と話が出来るためにね。2012/02/26
ロイヤルミルクティ
0
「言葉」の持つ力を再確認。姜尚中さんとの対談がお気に入り。2011/12/06
まやま
0
大好きだった山根基世さんとの対談が入っているので読んだが、それ以外にも、檀ふみ、半藤一利、ジョン・カビラと興味深い人との話。全てに同意できるわけではないが示唆に富む話。2011/11/10
norio sasada
0
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/6a941e88ff49f9b8a29efd8b731adead https://note.com/norio0923/n/nf62fe8a748d82013/07/24