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内容説明
2011年3月11日、東日本大震災。そして原発事故。放射能の恐怖、身近な仲間たちとのいさかい、いわれもない風評被害。誰も経験したことのない現実の中で、悩み、もがきながら生きる福島に住む4人の高校3年生の女子高生たち。4人は、何を見、何を考え、どんな進路を選択したのか? 彼女たちが過ごした1年間の素顔の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゃがバター
4
★★★★☆2015/12/26
ティラ
4
地震の恐ろしさは分かってるつもりだったが全然違った。 やっぱり経験しないと分からないものだと考えさせられた。放射能は移らない、こんな当たり前の事を分からない人もいるのも初めて知った。今の事、今日の事、これからの事、未来の事…考えさせられる作品だった。 絵も綺麗で、実話で、よりリアルに… いつ来るか分からない恐怖は経験者しか分からない。2013/06/26
めぐみ
3
以前から読みたいと思いつつ、なかなか読む勇気が出なかった本。「福島の女とは結婚できない」に、母親に言われた「もう福島県民としか結婚できないねアンタ…」と言う言葉が重なり、ああ、これはフィクションではない、実際に起こっている事なんだ、となんとも言えない気持ちになりました…。2013/11/21
モリエ
3
福島目線で描かれた作品。震災から一年間、福島に住む仲良し女子高生4人組のそれぞれの身に起きたことや思いを描く。夏でも長袖、マスク、転校、「福島の女とは結婚できない」「放射能は移る」、農家への暴言、旅館の経営破綻。この作品はフィクションだけれど、どれも実際にあったこと。(取材を元に描いている)2013/09/07
そふと
2
母に勧められて読んだ本。決して読みにくい本ではないけど、とてもリアルで読み進めるのが大変でした。でも これが現実なんだなと思いました。放射線や繰り返される余震…進まない復興作業…色々考えさせられる本でした。2014/12/29