名探偵傑作短篇集 火村英生篇

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名探偵傑作短篇集 火村英生篇

  • 著者名:有栖川有栖【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 講談社(2017/08発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062937382

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内容説明

臨床犯罪学者・火村英生と助手・有栖川有栖のコンビが、美しく謎を解く、多彩な事件を散りばめた短編集。火村と怪人物との丁々発止の対決を描く「ジャバウォッキー」、犯人を論理的に割り出す本格ミステリの王道「スイス時計の謎」、誘拐事件の意外な顛末とは?「助教授の身代金」他、全6編収録。監修・解説/杉江松恋。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

59
名探偵のロジックを思う存分楽しめる一冊。有栖川作品はそれなりに読んできたと思っていたのだが、本書で既読なのは「ジャバウォッキー」のみ。全て国名シリーズから収録されているらしいが、同シリーズまだ読んだ事がなかったなあ。というわけで国名シリーズ初読した感じは、何故今まで読まなかったのかと後悔頻り。「スイス時計の謎」は評判通りのガチガチのロジックが楽しめるし、「ブラジル蝶の謎」「助教授の身代金」はホワイダニットの傑作。未読の作品が多いという事は読む楽しみが増えるという事、豊かな鉱脈を見つけたような気分である。2017/11/12

58
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/10/post-ba161f.html この中の【助教授の身代金】は、一瞬火村のことかと思いました。2021/10/24

里愛乍

52
今最も好きな探偵相棒もの火村とアリス。このシリーズを制覇すべくゆっくり追っているわけですが、なんと本書はその短編美味しいとこどりの一冊。火村の有名な台詞、アリスの過去に触れている作品も収録されています。論理的に進め、順序立てて推理していく王道本格推理。毎回はっとさせるような謎や台詞や行動や真実等を描きながら、奇を衒うような構成や文は無い、この貫いた姿勢もほんと好きです。「有栖さんは叙述トリックがあまりお好きではない」というような事を何時だったか綾辻先生が仰っていましたが、すごくわかるような気がします。 2017/09/15

Moemi

50
新本格ミステリ30周年記念! 火村英生シリーズは全て読んでいるのでどのお話も既読なのですが、カバーイラストがあまりにもイメージぴったりだったので購入してしまいました。 収録されているお話の中では「赤い稲妻」と「ブラジル蝶の謎」が好きです。 どちらも最後の火村先生の言葉が非常に印象に残っています。 あとはミステリではないけれど「猫と雨と助教授と」が収録されているのが嬉しかったです! 彼の魅力を語る上では欠かせないお話ですよね♪2017/09/12

山田太郎

45
全部読んでるはずなのにこれっぽっちも覚えてなくて驚く。おもしろいんだけど、なんか地味という自分の印象は間違いないのではと。しかし、こんな理屈っぽかったかな。2017/10/14

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