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内容説明
未曾有の大災害により遷都が行われた東京。「臓器荒らし」が横行する中、遺体を火葬場まで迅速に搬送するシステムが保健所の公務となった。担当は保健所葬迎課――通称「葬迎屋」である。WARDで好評を博した作品がついにコミックス化! Arcanaに掲載された個性豊かな短編も同時収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろり - しろくろりちよ
22
【購入】「ココロもカラダも穴だらけ」相変わらず煽りがうまい。そして表紙が葬儀場ならもう買うしかないでしょう?短編が集まったアンソロジー形式だけれども、それでも読みたいと思わせるのが峰倉かずや。臓器売買が横行する時代、屍を守る義務を架された公務員。続き読みたいなぁ…眼帯とかされてると否応なしに過去とか気になるじゃん?この世界感はクセになるよねー。2011/12/18
すみの
9
ある事情で一般市民の遺体を回収し火葬にする保健所葬迎員の山崎&陣内ペア。死亡原因はいろいろだが、それぞれの「死」について語るふたりの話がコラムのように私には響いてくる。ぐっとくるものもあり、クスッと笑えるものもあり・・・。『蜂の巣』はこのふたりの話。他に蜂の巣ペアに敵対する臓器屋の『蜘蛛の巣』。続きが読みたくなる『星ノ王子サマ』。同人時代の作品をリメイク?の『FLIES』。侍もの『夜来の雨、あがりて』。擬人化物語『オオカミと7匹の子ヤギ』。巧いです!2013/06/17
とんぼ
8
いやー、懐かしい、蜂の巣。そうか、これも細々と描き溜められてたんだね。Arcanaの「執事」にやられた。こういうの弱い。ウルたん最高ww 一番印象に残るのは、表題の物語よりラストの擬人化話。童話擬人化。いやすごい。これすごい。2011/09/07
呉藍
7
突き放すようで、「聞きたきゃ聞けば」っていうような姿勢の“生”や“死”を語るその言葉が好きでたまらない。もちろん絵にも惚れこんでるわけですが(ヒゲオヤジと眼帯男ですものww)、私は何より作者さんの“死生観”が気に行ってるんだろうなあと。ときどきハンマーで頭を横殴りにされたような気分になれます。……限定版、どうしようか。2011/08/05
十六夜(いざよい)
6
相変わらずというか、短編集なのに全体的にガンガン銃打ちまくって、わちゃわちゃ〜って感じでした。ま、それが好きなんですけども。昔書いたという同人誌掲載作品も収録されていましたが、絵は流石に美しかった。表題作が一番好き。人の死という思いテーマを扱っていながらも、程よく気が抜けてる感じが良かった。2013/12/10
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